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paytmとは?|インドで注目のモバイル決済サービス

「paytm」とはインドのデジタル決済会社です。世界中で3億人のユーザーに使われている、今最も注目のモバイルデジタルウォレット決済サービスを提供しています。日本でもキャッシュレス化は進んでいますが、インドでも2016年11月の高額紙幣の廃止により、キャッシュレス決済が普及してます。

本記事では、paytmの特徴や使い方、インドのキャッシュレス事情などについて説明します。

paytmとは

そもそもpaytmとは2010年にVijiy Shekhar Shama氏によって設立されたOne97という会社が基盤となっています。その後、2011年にシャルマ氏がデジタルペイメントへの分野に新規投資してpaytmというデジタルウォレットを中心とした事業が誕生しました。

その後、2015年にはアリババ、アントファイナンシャル連合から6億8000万ドルもの出資を受け、事業を急速に拡張。これを受けてpaytmは事実上、中国のアリババの子会社になりました。そして、中国ですでに成功していたアリペイのQRコード決済を取り入れ、インド版アリペイとも言えるデジタル決済サービスを普及させました。

インドのデジタル決済会社としての知名度

前述したとおり、paytmはインドのデジタル決済会社です。中国では2016年11月にモディ首相が500ルピーと1000ルピー紙幣の高額紙幣を廃止しました。これにはインド自体が衝撃を受ましたが、背景にはブラックマネーの撲滅と現金依存からの脱却が意図としてありました。

しかし、その影響によりインドの市場に流通する紙幣が一時不足する事態に。これを受け一般消費者は、現金を使用することを控え、その代わりにデジタルウォレットで決済をするようになりました。こうしてpaytmはインドの経済状況の追い風にも乗り、急速にインドのデジタル決済会社としての知名度を上げることになったのです。

その後2017年5月には、paytmに日本のソフトバンクが14億ドルを出資。世界的に注目されるインド発のデジタル決済会社となりました。

3億人のユーザー

paytmのユーザーは現在3億人(2919年10月時点)を超えています。2016年12月時点でのユーザー数は1億7700人だったので、ここ数年で急速にユーザー数が伸びているのがわかります。

総ユーザーだけの数字を見ると、全ての日本国民がサービスを使用している計算になります。paytmはさらにデジタルウォレットを軸として保険や金融の分野、電子マネーで決済できるマーケットプレイスなど、その分野を広げており、今後さらなるユーザー数の増加が予想されます。

加盟店800万店

さらに、800万のオフライン加盟店に包括的な決済サービスを提供しています。paytmを使用することで、映画のチケット、旅行予約、授業料、公共料金の支払い、携帯と衛星放送のリチャージなど様々なサービスでデジタル決済が可能です。

P2P(ピアツーピア)決済を素早く安全に、アプリを通じて行え、paytmユーザーになると、paytm Wallat、銀行口座、カードを通じてQRコードを通じてオフラインで決済ができます。

日本では使えるのか?

結論から伝えると、paytmを日本国内で使用することはできません。あくまでインド国内のサービスですので、アカウントへ入金(チャージ)することはできないです。また、クレジットカード、デビットカード、ネットバンキングなども基本的にインドで発行されたものしか使用できません。

ただ、日本で使用できるキャッシュレス決済にpaypayがあります。もともとpaypayはソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社で、paytmと連携しています。そのために、paytmのデジタル決済システムを基にしており、サービス内容も似ています。

日本でpyatmを利用することはできませんが、日本でも似たようなデジタル決済サービスを利用したいときは、paypayを利用しましょう。

インドのキャッシュレス事情

インドでは2010年ごろまで現金での支払いが主流だったため、キャッシュレスはほとんど普及していませんでした。そもそもインド国内では、国民の約半数が公的な身分証明証を持っていなかったほどです。病院や役所がない地区で生まれた人々は、出生証明書を受け取ることができなかったのです。

そのため、戸籍のない人たちは、銀行口座の開設はもちろん、保険やローンという金融商品を取り扱うこともできませんでした。さらには税金の徴収対象にもなっていなかったほどです。

インド政府はこの問題解決のために、2009年からデジタルIDを全国民に配布することを目標として、2014年には約11億人にデジタルIDを発行しました。インドの総国民数が約13億人ですので、インド政府の政策の成果は目覚ましいものがあったのです。

このデジタルIDにより、銀行口座の開設ができたり、金融商品を扱える国民が増えたことが現在のインドのキャッシュレスの普及に繋がっています。

paytmがインドで普及した背景

paytmがインドで普及した背景は前述したとおり、2016年11月にモディ首相が500ルビーと1,000ルビーの高額紙幣を廃止したためです。この施作は短期的にはブラックマネーの締め出しを目標としていましたが、長期的には現状のインドの現金依存経済をキャッシュレス経済に変革するという壮大な計画があったのです。結果的に高額紙幣の廃止は国民のキャッシュレス化への拍車をかけることになり、急速にインドにキャッシュレスが広がることになりました。

paytmの使い方

では実際にpaytmを使用するにはどうすればいいのでしょうか。こちらでは使い方を説明します。

ダウンロード

まずはアプリのダウンロードを行いましょう、iPhoneをお使いの場合はApp Storeからアンドロイドをお使いの方はGoogle Playから「paytm」と検索します。

ダウンロードが終わると、ログインします。すぐに使える状態になります。

チャージ方法

チャージはアプリ内の「Add Money」をタップして行います。最初に電話番号を聞かれるので、入力して、チャージしたい金額を入力します。

デビットカード、クレジットカード、ネットバンキングのいずれかで「paytmウォレット」にチャージができます。

支払い方法

paytmの支払い方法はとても簡単。payrmアプリ内の「pay」オプション内でQRコードを呼び出し、スキャンすれば支払いできます。また携帯電話番号を入力するだけで即座に支払いができる機能も付いています。

paytmの便利な機能

paytmには支払い以外にも便利な機能が付帯しているので紹介します。

携帯・電気料金も支払える

paytmとデビットカード、クレジットカード、ネットバンキングの情報を紐づけることで、携帯代金や電気料金の支払いにも使えます。毎月の支払いもキャッシュレスで便利に利用可能です。

友人にも送金できる

paytmの大きな利点が、個人間送金にも利用ができるということです。つまり友人にも簡単に送金できます。送金方法も簡単で、相手のアカウント情報さえ分かれば使用可能です。

pcでも利用可能

paytmはスマーフトフォンアプリですが、pcからの利用もできます。paytmをpcで利用したい際はMicrosoft Storeからダウンロードを行えば、pcの画面上から登録や各種支払いの画面が表示されます。

まとめ

インドで注目の決済サービス「paytm」について紹介してきました。paytmは今や世界で3億人のユーザーが利用しており、800万店舗の加盟店で使用できます。インドに行く際は、マストのアプリと言っても過言ではないので、ダウンロードしておきましょう。

paytmには今だに巨額の投資が行われています。今後のさらなる拡大にも注目です。

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