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【商用・観光別】インド渡航に必要なビザの取得方法

インドに入国するには、ビザが必要です。インターネットまたは大使館に行き、取得することができます。観光だけでなく、ビジネスの用事でインドに出かける人も増えている昨今ですが、観光用と商用ではビザの効果や発行方法にどのような違いがあるのでしょうか。

今回はそんなインドビザの概要について、二つの違いを説明しながらご紹介していきます。

数十万人規模を有するインドへの渡航者

日本からのインドへの渡航者は、ここ数年は平均して20万前後の人数に落ち着いている様子が伺えます。日本旅行業協会が発表したランキングによると、インドは全体で24位にランクインし、2014年には21.9万人の渡航者が記録されています。

参考:日本旅行業協会「海外旅行者の旅行先トップ50(受入国統計)」https://www.jata-net.or.jp/data/stats/2016/06.html

一方、インドから日本に訪れる観光客は急増傾向にあります。
日本政府観光局(JNTO)が発行した資料によると、2013年は観光目的でのインドからの日本渡航者は7.5万人であったのが、2018年には15.4万人と、5年で倍増している様子が伺えます。

参考:JNTO「インドの基礎データ」https://www.jnto.go.jp/jpn/inbound_market/market_basic_india.pdf

日系企業もインドへ進出

観光目的だけでなく、日本からビジネス目的でインドを訪れる企業も増えつつあります。
在インド日本大使館が発表した2018年の日系企業数は、前年に比べて5.3%の増加、全体で1,441社となっており、拠点数は5.5%増加の5,102箇所となっています。

参考:JETRO「インドへの進出日系企業が着実に増加」https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/12/c623b21a81ba3407.html

観光よりもむしろビジネス目的での関心が高まっているインドですが、人材の発掘という意味でもインドは良いマーケットとなっていると考えらえます。
日本はIT人材の不足が深刻化していくとされており、10年後には推計で55万人もの不足が出てきてしまうというデータもあります。

参考:日経 XTECH「技術者不足の衝撃実態、従来型IT人材は2030年に10万人余る」
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00166/050700030/

そこで企業が目をつけているのが、IT人材先進国であるインドです。少しでも優秀な人材確保し、自社で活躍してもらえるよう、インドに拠点を構える企業も増えていくことでしょう。

参考:infoBRIDGE「インドのエンジニア人材市場」

http://www.infobridgeasia.com/engineeringtalent_nov18/

商用・観光問わずビザ条件も緩和

また、インドは商用・観光用を問わずビザの条件が最近になって緩和された国でもあります。
詳しくは後述しますが、提出書類が全てネット上で完結させることも可能になっているため、これまでよりもさらに身近な国になってきていると言えるでしょう。

商用インドビザの概要

ここでは商用ビザの概要について紹介していきます。商用ビザには用途に応じていくつかの区分分けがありますが、公式の大使館のサイトを参考にしながら、自分はどのビザを取得すべきかを確認しておきましょう。

公式サイト:https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_services_jp.html

商用インドビザでできること

商用ビザの有効期間は半年〜5年間で、この期間の判断は領事館側で行われます。
商用ビザによる滞在日数は、基本的に最大で179日以内となっています。ちょっとした海外出張であればこのビザで問題ないかとは思いますが、180日以上の滞在を求める場合には、別の申請が必要になってくるので注意してください。

商用インドビザの取得条件と方法

商用ビザは、取引先との商談や、企業訪問の際に必要となるビザです。
実はビジネス目的のビザは就労ビザという、より条件の厳しいビザの取得が必要となっていたのですが、2019年の6月より「商用ビザ」の枠が解禁され、より気軽にビジネス目的での渡航を行うことができるようになっています。

ビザの申請を大使館で行う場合、東京、あるいは大阪のインド大使館・総領事館を尋ねる必要があります。どちらを選ぶかは申請者の居住地によって定められ、東京の場合は発行まで4〜5日、大阪の場合は6~10日の期間を必要とします。

ただしE-Visaを利用してインターネットから申請を行えば、取得まで1~3日という短期間での申し込みが可能になるので、積極的に利用すると良いでしょう。

E-Visa申請サイト(英語):https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

観光インドビザの概要

続いては観光ビザです。こちらも基本的には商用ビザと手続きの方法は変わりませんが、より気軽に取得できるビザである点が商用との違いです。

観光インドビザでできること

観光ビザには個人観光客、団体観光客、クルーズツアー参加者向けの3種類が存在します(T-1,T-2,T-3)。

有効期間は180日間と、商用ビザの最大5年よりは短くなってしまうものの、観光目的であればそこまで苦労することもないでしょう。
最大滞在日数はその内容にもよりますが、基本的には90日程度までが難なく許可が下りる日数となっています。長期の滞在を考えている方は、1~3ヶ月間の滞在を目安に予定を立てると良いでしょう。

観光インドビザの取得条件と方法

観光インドビザも、基本的には商用ビザと取得方法は同様です。直接大使館か領事館を訪ねて取得するか、E-Visaでネットから取得する方法の二つがあります。

ただし、観光ビザの場合は商用よりも若干取得までの日数を要する場合があるのと、E-Visaからでは60日までの申請となっているため、長期の滞在を予定している場合は早めに大使館を訪れ、手続きを進めておくことが必要になります。

また、大使館では2019年からビザの申請手続に生体認証システムを導入しており、指紋や顔のデータから迅速に手続きを進められるようグレードアップしています。

大使館へビザの取得に訪れるのは、長い待ち時間に並ばなければいけないと億劫になる人もいるかと思いますが、以前よりは大幅に改善されていることが見込まれます。インドへの渡航が決まっている場合はできる限り迅速に取得するよう心がけましょう。

終わりに

海外へ出かけるためには、その国ごとに異なる手続きを踏まねばならないため、混乱してしまいがちです。
しかしインドのようなポピュラーな国では受け入れ態勢の合理化も進んでおり、思っていたよりもスムーズに手続きを進めていくことができるようになったことも、覚えておくと便利なはずです。

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