インフルエンサーマーケティングとは?流行の理由と活用事例をご紹介

今インターネットにおいて最も訴求力が高く、短期間で結果につながるということで話題になっているのが、インフルエンサーマーケティングです。

ここ数年で急激に増加したこのマーケティング手法は、なぜ今の時代になって唐突に現れ、大きな成果をあげているのでしょうか。

今回はそんなインフルエンサーマーケティングの概要と流行の理由、そして成功事例についてご紹介していきます。

インフルエンサーマーケティングとは

まずはインフルエンサーマーケティングの概要について見ていきましょう。

インフルエンサーマーケティングは簡単にいうと、インターネット上で発信力のあるユーザー(インフルエンサー)に企業が商品PRを依頼し、認知度の向上と販売促進に努める活動です。

SNS時代のマーケティング

そもそもインフルエンサーという言葉やそう言われる人物が登場してきたのもごく最近の出来事ですが、彼・彼女たちの本職は芸能人などではなく、SNSで知名度の高い人物であるという点が最大の特徴です。

従来のプロモーションは、テレビやラジオといったマスメディアに登場する著名人や芸能人を通じて行われてきました。

これは企業が消費者に商品の魅力を伝えるのに最も効果的で、かつ一人でも多くの人へ伝えることができたとされていたからなのですが、SNSの登場によってマスメディア広告の立ち位置は変化を迎えることとなります。

SNSはユーザー同士が近い距離でコミュニケーションをとることができるため、お互いの情報共有がスムーズかつ信ぴょう性を伴って行われます。

そこでインフルエンサーは説得力や信ぴょう性、独自性を持った発言や、誰もが憧れるような世界観を写真や映像で提供することにより、カリスマ性を放ちながら多くのユーザーの支持を集め、マスメディア以上の発信力と説得力を持つに至ったのです。

そして企業はインフルエンサーの発信力と求心力に目をつけ、マスメディアではなく直接インフルエンサーに商品の紹介を依頼するようになりました。これがインフルエンサーマーケティングの始まりというわけです。

インフルエンサーマーケティングの特徴

インフルエンサーマーケティングが優れているのは、やはりターゲットへの訴求力の高さが大きいと言えます。

テレビではなく、友人の投稿と並んでインフルエンサーの投稿は行われるわけですから、SNS上ではまるで知り合いが商品を紹介しているような感覚で目に留まります。

同時に「あの有名人があのコスメを使っている!」など、憧れの眼差しで商品が見つめられることにもなるため、相乗効果で口コミによる拡散も望めるようになるというのがポイントです。

また、そのインフルエンサーをフォローする人の属性も限られているため、数人のインフルエンサーに商品を提供するだけで、自社商品を販売したいと考えているターゲットへ的確にアプローチできるのも大きなメリットといえるでしょう。

各業界で注目を集める

インフルエンサーマーケティングはヘルスケアや美容、フード、ゲームなど、様々な分野で積極的に導入されている施策です。

もちろん自社商品のターゲットに近いインフルエンサーを調べ、PRを行ってもらえるよう施策を進めていく必要がありますが、テレビよりもSNSを見ている時間の方が長いという現代においては、活用しない手はない施策と言うことが出来るでしょう。

なぜインフルエンサーマーケティングは流行するのか

次に、なぜインフルエンサーマーケティングが今流行しているのかについて見ていきましょう。

スマホの高い普及率

インフルエンサーマーケティングがトレンドになっている理由としてまず考えられるのは、やはりスマホの普及が2010年代に入って急激に進んだことが大きいと言えます。

従来のガラケーでもSNSを楽しむことはできたものの、スムーズに共有できるデータはせいぜいテキストデータでした。

しかし4G回線の登場、スマホの大型で美麗なディスプレイが登場したことにより、映像や画像によって情報がやりとりでき、かつスマホカメラによっていつでも手軽に綺麗な写真を撮影できるようになったのです。

これによって、質の高い情報共有がいとも簡単に行えるようになったのは、インフルエンサーの登場に大きく拍車をかけているといえるでしょう。

SNS利用者の増加

そのようなスマホの普及を背景に、SNSの利用者も飛躍的に増加していきました。

そのリアルタイム性と信頼性の高さから、今ではGoogleのような検索エンジンよりも、Twitterのような検索エンジンを使って調べ物をする人もいるほどですから、その影響力は絶大です。

調査会社であるICT総研の調査によると、日本のSNS利用者数は2018年の時点で7500万人を超えており、2020年には7900万人に達すると言う見込みもたてられています。

人口比にすると70%を超える数字となっており、このまま普及が進んでいけばいずれは80~90%に達することも十分にあるでしょう。

出典:ICT総研「2018年度 SNS利用動向に関する調査」

https://ictr.co.jp/report/20181218.html

若年層がターゲット

また、SNSの利用者が集中している年齢層も、主に10~30代といった比較的若い世代に集中しているため、インフルエンサーマーケティングも若年層をターゲットとした商品のプロモーションに使われる傾向にあります。

ただ、将来的にはインターネットやSNSに馴染んだ世代が高齢化していくことになるため、ゆくゆくはあらゆる世代に向けてインフルエンサーによるマーケティングが行われることになると予想することも可能でしょう。

逆に、今の時代に中高年層でSNSを使いこなしているユーザーも決して少なくないため、彼らの分析を進めることで、最適にインフルエンサーやWebマーケティングの手法を開拓することも可能でしょう。

インフルエンサーマーケティングの活用事例

最後に、実際にインフルエンサーマーケティングが行われている例も見ていきましょう。

ALEXIA STAM(アリシアスタン)

インスタグラム上で人気のあるインフルエンサーを積極的に導入しただけでなく、デザイナー兼責任者も人気TVシリーズ「テラスハウス」出演モデルという、発信力の高さを売りにした水着ブランドです。

https://alexiastam.com/

「インスタ映え」を意識した売り込み方で、デザイナーの山中美智子本人がインフルエンサーとなって精力的なプロモ活動を行なっています。自分のブランドを自分で紹介しているだけあり、アカウントの運用方法には学べるところも多様です。

https://www.instagram.com/alexiastam1988/

ヒカキン×ピルクル

Youtuberもいわゆるインフルエンサーとして認知が進んでいますが、実際に大手企業とのコラボも積極的です。

日本で最も有名なYoutuber、ヒカキンと、人気の紙パック飲料である「ピルクル」がコラボした企画です。

昔からヒカキン氏が愛飲していたことがきっかけで始まったというこの企画ですが、そのインフルエンサーが好きを自称している商品とのコラボは、信憑性が高く訴求力もあると言うことで注目を集めやすい企画です。

まとめ

インフルエンサーマーケティングの事例は、今や少しSNSを開くだけでも驚くほど現れます。

なぜこの手法が人気で、効果を上げているのかを確認しつつ、自社で取り入れるにはどうすれば良いのかの検討を進めていくと良いでしょう。

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