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訪日外国人が日本に来る目的Top10

2018年には過去最高の3,119万人が来日し、訪日外国人は年々増加しています。

なぜこれほどまで日本に訪れる外国人が増えているのか気になっている人もいるかもしれません。実は外国人が日本に訪れるさまざまな理由があるのです!

この記事では、外国人が日本に来る目的や外国人を集客するために大切なコトについて紹介します。インバウンド対策で外国人の集客に力を入れたい企業や自治体は参考にしてみてください。

訪日外国人の推移

日本政府観光局によると、2018年の年間訪日外国人数は前年から8.7%増の3119万1900人で、統計開始以来最高記録を更新しました。

国別で見ると、中国の838万100人がトップで、次に韓国の753万9000人、台湾の475万7300人、香港の220万7900人と東アジアが続きます。そして、5番目に152万6500人でアメリカがランクインしていました。

上位4カ国で訪日外国人数の約7割を占める結果になったので、いかにアジア系の訪日外国人が多いかわかります。

外国人が日本に来る10個の目的

ここでは、外国人が日本に来る目的を紹介します。

紹介する目的は以下の10個です。

  1. 日本食を食べるため
  2. 買い物をするため
  3. 自然や景勝地の観光をするため
  4. 日本の街並みを楽しむため
  5. 温泉に入るため
  6. 日本のお酒を飲むため
  7. 日本の歴史に触れるため
  8. 鉄道に乗るため
  9. 日本の文化を勉強するため
  10. 皇居ランをするため

特に上位5つを目的にしている外国人は多いですが、国によって日本旅行に求めているものに差があるようです。

それでは、順位説明します。

日本食を食べるため

日本食を食べるために日本を訪れる外国人は特に多いです。

2013年にユネスコ無形文化遺産に日本食が和食として登録され、それをきっかけに日本食に興味を持った外国人は多いでしょう。

旅行中、飲食に1人当たり約3万3,664円を消費していることから、日本食を旅行のメインにしている外国人も多いのではないでしょうか。特に日本食で人気なのは寿司、ラーメン、天ぷらなどで、アジアだけでなくアメリカやヨーロッパなど国に関係なく人気です。

買い物をするため

訪日外国人の目的で日本食に続いて多いのは買い物です。

特に中国や台湾など中華圏エリアから訪れている人は買い物をメインにしている人も多い傾向があります。日本製品は品質が良く、電化製品だけでなく化粧品や医薬品が人気です。

また、日本のお菓子も人気で、ショッピングにかける1人当たりの消費額は約5万880円と高くなっています。移動距離が近い地域ほど買い物をメインにした短期間旅行をしているのではないでしょうか。

自然や景勝地の観光をするため

自然や景勝地の観光目的の訪日外国人も多いです。約48.5%の外国人が観光を楽しみにしていると回答しており、日本の四季の変化が珍しいのでしょう。

日本は桜や新緑、紅葉や冬景色など同じ場所でも季節によって外観が変わるので、自然の変化に魅力を感じる外国人が多いようです。年間通して同じ季節の地域ほど季節の移ろいを楽しみにしている傾向があり、特に欧米豪エリアの外国人が地方エリアを訪れています。

日本の街並みを楽しむため

日本の繁華街の街並みを楽しみにしている外国人はなんと43.5%もいます。特に東京などのビル街や京都や大阪などの日本文化が体験できる都市は外国人から人気です。

ホットスナックを片手に街を散策するだけでも楽しい旅行になりますよね。スケジュールいっぱい観光地巡りをするのではなく、街をブラブラしながら観光や買い物、食べ歩きを楽しんでいる外国人も多いのです。

温泉に入るため

外国人の中には温泉に入ることを目的にしている人もいます。

温泉に興味を持っている外国人は約26%と年々増えている傾向があり、日本文化やウェルネストラベルに興味のある人ほど関心があるようです。温泉街では日本の街並みや料理も楽しめるので、人気が上がっているのではないでしょうか。

また、海外のガイドブックやメディアで取り上げられたことで、日本の温泉を知った外国人も多いのかもしれません。2017年には兵庫県の城崎温泉に約4万5000人の外国人が宿泊したことから、最近では外国人も楽しめる温泉街が増えています。

日本のお酒を飲むため

日本酒や焼酎など日本のお酒を楽しみにしている外国人もいます。海外で買うと高くなりますし、現地の方が新鮮で居酒屋の雰囲気の中で飲むのに憧れを持つ外国人も多いのです。

お酒が好きな日本人も海外に行くと現地のお酒に興味を持ちますよね。東京などのナイトタイムエコノミーに力を入れている地域では、夜間にお店を回る外国人も多く見かけます。

日本の歴史に触れるため

日本史に興味のある外国人はお城やお墓巡りを旅行に組み込んでいます。

日本=戦国武将や忍者を連想する外国人が多く、甲冑や刀など昔の武器や防具に憧れを持つ外国人も多いです。日本の歴史に触れられる施設は外国人に人気なので、インバウンド対策で1つのテーマとして扱っても良いでしょう。

鉄道に乗るため

日本の鉄道に興味を持っている外国人も多いです。

主要駅では新幹線などの車体の写真を撮っている外国人も多く見かけます。鉄道文化は世界各地にありますが、新幹線のデザインに興味を持つ外国人も多いのでしょう。

日本の文化を勉強するため

日本の歴史に触れるだけでなく、日本の文化を勉強するために訪日する外国人もいます。

武道や焼き物、農業など日本の文化はさまざまです。飲食や買い物にお金を使う外国人が多いですが、実は体験にお金を使う外国人も増えています。

皇居ランをするため

意外かもしれませんが、皇居の周りを走りたいと思っている外国人が多いです。

目的の上位には来ませんが、せっかく日本に来たのなら皇居ランをしてみたいと思うのかもしれません。海外のニュースでも皇居が取り上げられることが多く、ランニングをしている人をよく見かけるので、体を動かすことが好きな人は興味を抱くようです。

■参考

インバウンドNOW 【2019年版】外国人観光客の訪日目的ベスト5。ニーズを満たす対策も紹介します

訪日外国人のニーズの変化

訪日外国人が旅行で求める内容に変化が起きています。

従来の外国人は日本に来たらモノにお金を使うことが多かったのですが、近年はコトにお金をかける人も増えているのです。つまり、買い物にお金を使う傾向から食べ物や体験型サービスにお金をかける傾向に移っています。

2015年の買い物代は、1兆4,539億円で2018年は1兆5,654億円と安定して大きな数字を残しましたが、大きな増加はありませんでした。しかし、飲食費や宿泊費はそれぞれ2015年では6,420億円と8,974億円だったのに対して、2018年になると9,758億円と1兆3,222億円で、買い物代に比べると伸び率が大幅にアップしているのです。

訪日外国人が増えている分消費額が増えているのは当然ですが、「食べる」や「遊ぶ」に対する消費額が増えていることから、訪日のトレンドはコト消費と言っても良いでしょう。

訪日外国人を集客するためにやるべきこと

訪日外国人を集客するために避けては通れないことがあります。

  • 多言語で接客をする
  • クーポンや免税制度を活用して割引戦略をする
  • 外国語の案内表記を増やす
  • 日本のルールやマナーを伝える
  • 外国人が入浴できるような気遣いをする(タトゥーを隠すシールを配るなど)

日本は世界の中でも特にルールやマナーを意識する文化があるので、初めて日本を訪れる外国人は不安を抱えているものです。外国人に心から観光を楽しんでもらうためには、日本人のおもてなしの心を活かして、外国人に対して積極的にアプローチしていくことが重要です。

まとめ

買い物を楽しみにしている外国人も多いですが、日本食や日本文化を旅行の目的にしている外国人も増えています。

特に着物や甲冑の体験や温泉の入浴など体験型サービスにお金をかける人が多い傾向です。東京オリンピックや大阪万博など世界が注目するイベントが日本で開催されるので、今後も訪日外国人が増えることは間違いないでしょう。

インバウンド需要に応えるためには、外国人が観光を楽しめるような配慮が重要です。今回紹介した訪日外国人の旅行の目的や集客のポイントを参考にして、インバウンド対策を行いましょう!

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