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2020年の旧正月はいつ?|各国の旧正月(春節)の過ごし方

旧正月(春節)とは、旧暦の正月のことです。日本では新暦のお正月でお祝いをするため、旧正月にお祝いすることはなくなりました。しかし、中国や韓国、ベトナム、シンガポールなどでは毎年盛大に祝われています。各国の旧正月の過ごし方を覚えておくと、さらに他国への関心が強くなるでしょう。

この記事では、旧正月とは何か、各国の旧正月の過ごし方についてご紹介します。ぜひ、海外の文化に興味がある方は、この記事をご覧になられてみてください。

旧正月とは?

旧正月とは、旧暦(太陽太陰暦)の1月1日のことを言います。日本でも1872年(明治5年)までは、旧暦が公式の暦でした。現在の暦は、旧暦に対して新暦とも呼ばれる太陽暦ですが、日本では1873年(明治6年)1月1日にアジアの中で、一早く太陽暦に移り、お正月は新暦でお祝いするようになったのです。

新暦に改暦されて以降、旧暦のお正月のことを旧正月と呼んで、新暦のお正月と区別されるようになりました。

旧正月の由来

お正月に送り合う年賀状では「初春のお慶びを申し上げます」という代表的な挨拶分があります。お正月には「初春」の他に「迎春」「新春」など、真冬の寒い時期で、春はまだまだ先のように感じる言葉が多いです。これらの言葉は、旧暦で暮らしてきた名残だったのです。これらから分かるように、旧暦では、一年の始まりは「春の訪れ」を意味していました。

旧正月を行う国

シンガポールや東南アジアの国では、旧正月が盛大にお祝いされます。2020年の各国の旧正月(春節)の日は下記の通りです。

※旧暦(太陽太陰暦)は、月の満ち欠け(月齢)を元に計算されます。月が満ち欠けを繰り返す周期は約29.5日。そのため、旧暦の1年の長さは354日となります。その一方で、新暦の1年の長さは365日になるので、旧正月の時期は少しずつ、ずれていきます。

日本はなぜ旧正月を祝わないのか?

日本が旧正月をお祝いしなくなった理由には、ハッキリとしたものはありません。しかし、新暦に移行した明治時代の初め、日本は早く欧米諸国に追いついて近代国家の仲間入りを果たそうと必死だった時代です。

当時は「脱亜入欧(だつあにゅうおう)」という言葉がありましたが、アジアの文化だけにとどまらず、日本の伝統文化も価値が無いものとされていたのです。

そのため、国家の近代化を目指していた日本は旧暦をお正月で祝うことを辞めたのではないかと言われています。

各国の旧正月の過ごし方

旧正月の期間は各国で違いますが、実際にどのように過ごすのでしょうか?ここでは、各国の旧正月の過ごし方をご紹介します。

日本・沖縄

沖縄で旧正月のことを「ウチナーソーグゥチ」と言います。沖縄の旧正月は、中国の数え方を基本としたものですが、中国のように祝祭日にはなりません。しかし、沖縄料理で新年のお祝いをして過ごします。豚肉を使用した料理を中心にラフテーやソーキ汁、中身汁などの料理を食卓に並べて、美味しい泡盛を堪能することも。

また、漁港に泊まる船に大漁旗が掲げられるので、色鮮やかで個性のある旗を眺めることもでき、市場では、旧正月のお飾りや食べ物の販売などがされます。このように1年の無事を祈りながら、1日を過ごします。

中国

中国の旧正月は、豪華で煌びやかです。金色と赤色を基調とした「福字」や「春聯(しゅんれん)」を飾ります。日本のお年玉にあたる「圧歳銭(ヤースイチェン)」が配布されることもあり、親戚も多い子供の中には、数十万円をもらっている子もいます。また、厄年になる年男と年女は厄払いするために、赤色の服を着用して1週間外出しないという風習もあるようです。中国のハルビン氷祭りは、世界三大氷祭りで有名で大々的に開催されて、多くの観光客も観光に来ています。

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韓国

韓国の旧正月では、朝に両親や親戚など目上の人に対して伝統的な挨拶(セヘ ボッ マニ パドゥセヨ)を行うことが一般的です。また、韓国の旧正月では、デパートや百貨店、スーパーなど主要なショッピングスポットが定休日となる影響で、韓国行きの旅行代金が安くなります。

その結果、外国人観光客が増えて、旧正月でも営業を始めた店舗も増えました。ロッテワールドやエバーランドのようなテーマパークでは、旧正月特別のイベントが開催されるため、少しでもお得に韓国旅行を楽しみたい方は、旧正月がおすすめです。

台湾

台湾では連休が少ないため、旧正月の連休が唯一の長い連休となります。そのため、台湾の人たちは、新年を家族と迎えるために帰省したり、海外旅行に出かけたりして旧正月を過ごします。旧正月前に店舗では、普段お目にかかれない正月用品が販売されます。旧正月を迎えるための正月飾りや年賀カード、年越しの食材やお菓子など。

とくに台北の迪化街の「年貨大街」は、年越し商品を売る歳市で、観光に訪れても楽しめる場所です。しかし、旧正月前は帰省ラッシュが続くので注意しましょう。旧正月の時期は、色鮮やかなランタンフェスティバルや平渓天燈祭など、見ごたえのあるイベントが多く開催されます。

ベトナム

ベトナムではお正月を「テト」と言います。家族や親戚一同でお祝いするのが習わしとなっており、帰省ラッシュで交通機関やホテルが込み合うので注意しましょう。

また、旧正月は、公的機関や店舗は定休日となりますが、観光客が多いエリアはお店も開いていて、セールが開催されています。嬉しいことに、ブランドショップでもセールが開催されているため、お目当ての商品がお得に買えるかもしれません。正月セールが行われるショッピングセンターの情報は事前に収集しておきましょう。

シンガポール

8割近くが中国系の国民で占めるシンガポールは、旧正月は多いに賑わいます。縁起の良い赤色に溢れたチャイナタウンは、旧正月にライトアップされ、夜市が立ち、チンゲイナイトフィエスタが行われます。パレードでは、カラフルな民族衣装をまとった人々によるパフォーマンスが繰り広げられます。

また、大統領官邸が旧正月と建国記念日の年2回だけ無料で一般人に開放されるそうです。こちらは長蛇の列になるので、早めに出かけましょう。

まとめ

今回は旧正月についてご紹介しました。日本では、明治時代に早く欧米諸国に追いついて近代国家の仲間入りを果たそうと必死で日本の文化を廃止していたため、旧正月を祝うことはなくなりました。しかし、東南アジアやシンガポールでは、盛大なお祝いがされています。その時期に開催されるイベントやセールもあるため、旧正月の時期をめがけて旅行するのも楽しいでしょう。ぜひ、各国の旧正月のイベントをチェックしてみてください。

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