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ナイトライフとは?今注目のインバウンド対策

日本国内では、プロジェクションマッピングや動物園の夜間営業などのナイトライフが流行しています。インバウンド市場においてナイトライフは重要な施策となっています。

しかし、日本は海外と比較すると、ナイトライフが足りていないのが現状です。この記事では、訪日外国人のナイトライフにおけるニーズや楽しみ方、ナイトライフで実際に成功を収めている事例について説明します。

インバウンド事業の展開を検討している方は、ぜひ、この記事を参考にしてみてください。

ナイトライフとは?

観光における夜の過ごし方やアクティビティのことをいいます。訪日外国人は、昼の観光だけではなく、夜の観光にも強い関心を持っており、20時以降も楽しめるアクティビティを探しているのです。

近年、訪日外国人は増加してきていますが、その旅行消費額は4.5兆円で頭打ちになっています。消費額が頭打ちになっている要因として、日本国内にナイトライフを楽しめるスポットが少ないことが挙げられているのです。そのため、ナイトライフを拡充させることで、旅行消費額を増やすことができるとして大きな注目を集めています。

日本政策銀行が公表した「日本旅行で不満だった点」の調査結果は下記の通りですが、日本国内にナイトライフが少ないことに不満を抱いている訪日外国人も一定数います。この結果から分かるように、ナイトライフの分野は需要があり、インバウンド市場にもつながると言われているのです。

日本の旅行で不満なところ割合
英語の適用度22%
母国語の適用度17%
旅行代金の高さ13%
日本の酒8%
日本の料理8%
ナイトライフ7%

(引用:日本政策銀行「日本旅行で不満だった点」)

インバウンド施策にもなるナイトライフ

訪日外国人は、昼の観光だけではなく、夜の観光にも強い関心を持っています。とくに20時以降に遊べる場所は、訪日外国人から人気です。そのため、ナイトライフはインバウンドの施策にもなると大きな注目を集めています。

とくに、ナイトライフエコノミーで有名な国がイギリスです。イギリスの首都ロンドンでは、地下鉄の24時間運航や夜遊びできる街(パープルフラッグ)の活性化などの取り組みをしていました。その結果、ロンドン夜間市場の経済規模は260億ポンドに達するまでに発展したのです。

他国の経済活動を参考にして、日本政府は、ナイトライフエコノミー(夜間の経済活動)を実施。2020年度の年間訪日外国人数を4,000万人、年間消費額8兆円を目指すことを公表しています。2017年度にはナイトライフエコノミー議連が発足し、地下鉄やバスの終夜運行の検討やナイトメイヤーの採用などの内容を盛り込んだ中間提言を発表しました。

また、2020年には東京オリンピックが開催され、世界の人たちが日本に注目を集めます。そのため、2020年までにナイトライフエコノミーを推進していく方針を政府が発表したのです。このような背景から、日本国内のナイトライフが注目を集め出しているのです。

ナイトライフの楽しみ方

ナイトライフの施策をすることでインバウンド事業につながると説明しました。実際にどのような施策をすれば良いのでしょうか?ここでは、訪日外国人のナイトライフの楽しみ方について解説します。

イルミネーション

毎年変わることで注目を集めるイルミネーションは、外国人旅行者からも人気です。イルミネーションの中には、日本の美を象徴する景観や歴史、伝統まで四季折々の感動的な情景をモチーフにしているものも登場しており、その輝きは、心に深く刻み込まれます。世界中から、その光景を一目見ようと多くの人がイルミネーションに集まっています。 

ナイトウォーク

幻想的な音や光と自然が融合したナイトウォーク体験。インタラクティブなデジタルアートが物語の世界に引き込んでくれます。ナイトウォークは、最先端のデジタルアート集団が開発しており、日本国内の人だけではなく、世界中の人々を魅了しています。

飲食店・エンタメ

訪日外国人向けにナイトタイムに営業する飲食店がオープンしています。本格的な食事のできるダイニング・バーから、ナイトクラブ・ジャズバーなどさまざまな店舗が増えているのです。クレイジーナイトが過ごせるとして、多くの外国人が連日賑わっている店舗もあります。

ナイトライフの事例

実際にどのような観光スポットがあるのでしょうか?ここでは、ナイトライフの事例をご紹介します。

事例①万華響-MANGEKYO-

(出典元:https://mangekyo-tokyo.com/en/

ナイトタイムのコンテンツとして、大きな注目を集めたのが「万華響-MANGEKYO-」です。和太鼓エンターテイメント集団「DRUM TAO」による、全く新しい和太鼓ショーとして世界でも高い評価を獲得しており、世界24ヵ国500都市の公園実績を誇ります。

このパフォーマンスとプロジェクションマッピングを融合させたものが「万華響-MANGEKYO-」で、外国人旅行者の多くを魅了しました。春期公園は多くの外国人の集客に成功をしたため、夏期、秋期、冬期公園も行われることが決定しました。

事例②ロボットレストラン

(出典元:http://www.shinjuku-robot.com/pc/

2012年7月に新宿歌舞伎町に「ロボットレストラン」誕生しました。ロボットレストランでは、ロボットと女性のダンスショーが楽しめます。奇抜な衣装を着た女性とロボットが戦うというストーリー性のあるダンスショーで、日本人のサラリーマンをターゲットにしていました。しかし、開業後はロボットに興味を持った外国人旅行者から人気を集めた成功事例です。

【ロボットレストラン 田中寛典】訪日ゲスト好みの「日本感」を形に。ロボットレストランの成功から学ぶインバウンドビジネスの本質とは 

事例③ミュージックバー

(出典元:https://nishiazabu-tripbar.com/)

日本政府がナイトライフエコノミーを推進している影響で、東京都内にはミュージックバーが増えています。DJがセレクトする音楽とお酒を楽しむことができるバーとして、連日外国人が賑わっています。平日もDJがターンテーブルに盤を乗せ、オーディエンスを盛り上げている店や、店主が密かにセレクトする音楽とともにしっとりと飲める店など多様化しています。

まとめ

この記事では、ナイトライフについて詳しく解説をしました。世界の各国のナイトライフと比較すると日本は満喫できる場所が少なく、訪日外国人の不満にもつながっています。そのような現状が訪日外国人の消費量の促進を妨げている現状です。

しかし、この現状を逆手に取れば、ナイトライフを満喫できる場所を増やしていけば消費量の促進ができるでしょう。2020年には東京オリンピックが開催されるため、世界の人が日本に注目を集める絶好のタイミングでもあります。

繰り返しになりますが、外国人のナイトライフの需要と比較をすると、まだまだ供給が足りていない現状のため、新規参入がしやすい領域とも言えます。今後は、東京オリンピックが開催され、世界の人が日本に注目をします。その結果、ナイトライフの需要は増えていくでしょう。ぜひ、この記事をインバウンド事業のヒントにしてみてください。

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