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タイのNo.1掲示板Pantip(パンティップ)の活用方法

Pantip(パンティップ)はタイで最も活用されているインターネット掲示板で、管理が行き届いていることから健全な情報交換ができる場として、公私を問わず幅広く活躍しています。

インターネット掲示板の存在は日本では馴染み深い存在となっていますが、そのシステムは微妙に違えど、海外にもその国特有のネット掲示板はいくつも存在します。

企業のプロモーションの場としても使われるPantipですが、今回はこの掲示板の概要や、その活用方法についてご紹介していきます。

Pantipとは

Pantipは東南アジアのタイ王国で最も使われているインターネット掲示板で、創設は1997年と、インターネットサービスとしては長い歴史を誇る掲示板です。
https://pantip.com/

日本最大のネット掲示板である「2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)」が1999年の創設ですから、それよりも長い歴史を持つことになります。

タイで人気の掲示板

日本において2ちゃんねるは、FacebookやTwitterといったSNSの登場により、徐々に衰退していった傾向がありますが、PantipはSNSが覇権を握る時代においても、非常に多くの利用者を備えています。

資料を見ると、タイのネットユーザーはYoutubeやLINE、メッセンジャーといったポピュラーなSNSを多く利用してはいるものの、PantipはInstagramに次いで人気があり、Twitterよりもはるかに高い利用者を抱えていることがわかっています。

参考: ETDA“Thailand internet user profile 2018” 58ページ
https://www.etda.or.th/publishing-detail/thailand-internet-user-profile-2018.html

SNSの多くが他の国を発祥とするものであるため、タイ発祥のサービスとしてはPantipが最も人気のあるサービスであると言えるでしょう。

現在の利用者数は4500万人を超え、利用者層は女性がやや多い、25~34歳の男女に集中しています。女性の方が利用者が多いというのも特徴で、女性向けとして作られていないインターネットサービスにはあまり見られない傾向です。

多種多様なトピックが集結

多くの人が利用しているネット掲示板だけあって、Pantipが取り扱う話題は非常に多彩です。国内外のニュースから旅行情報、ガジェット、食事、健康、政治、ビジネス、ファイナンス、ITなど、網羅的なテーマが掲示板に用意されています。

カテゴリの数は約40、スレッドの数は15,000を超えるとされており、自分が調べたいことや相談したいことについてのテーマは、必ずどこかに転がっているほどきめ細やかになっています。

また、Googleほど広範に検索するわけでもないため、自分が意図していなかったような全く関係のないトピックを、Pantip内の検索に制限することで排除することもできます。

Googleのような検索エンジンを用いた情報収集は、あまりにも情報過多でかえって使いにくいという声もありますが、Pantipの程よい広範さは、そういった問題を解決する上で非常に役に立つのです。

会員登録制を採用

Pantipの高い信頼性を保証するためのシステムとして、会員登録が必要なシステムになっていることも特徴です。

インターネットは匿名性の高い空間でもあるため、時としてフェイクニュースの温床となったり、誹謗中傷が飛び交うネガティブな側面が強調されることも少なくありません。

一方でPantipは個人情報を入力してアカウントを作らなければ利用することができないので、基本的に大きく荒れてしまうようなこともなければ、フェイクニュースが無責任に流布されることも少ないものです。

もちろん匿名性という観点から言えば低いと言えますが、真っ当な意見交換の場としては非常に優れたコミュニティを構築することに成功しているのがこの掲示板の特徴です。

Pantipを活用するべき理由

次に、なぜ日本人がPantipに注目すべきかを見ていきましょう。

タイの訪日観光客が増加

Pantipに注目しなければならないのは、やはり日本へ訪れるタイ人の観光客やビジネスマンが増加傾向にあることが大きいでしょう。

日本政府観光局(JNTO)の発表をもとに作られたグラフを見ると、2011年より日本を訪れるタイ人の数は急激に増加し、2015年には90万人を超える数が1年間で訪れるようになっています。このトレンドは今も続いており、その数はすでに110万人に達しています。

参考:野呂純一「訪日タイ人観光客の特徴とタイ人から見た日本の魅力についての一考察」
https://leo.aichi-u.ac.jp/~keisoken/research/journal/no106/a/04_NORO_RATANAPITAK.pdf

JNTO「2018年 国籍別 / 目的別 訪日外客数 (確定値)」
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/tourists_2018df.pdf

この総数は香港の200万人に次いで多く、中国の840万、韓国の750万という数字からは大きく離れているものの、タイと日本の地理的な距離やその経済状況から比較しても、その数は非常に多いと考えることがでいるでしょう。

また、日本は仏教文化の強い国ということもあり、無宗教化を進める中国より、タイ人にとっては親しみやすい国という文化的な土壌もあります。

東アジアの仏教国として、日本は最も経済的に進んだ国ということもあるため、その視察やビジネスの機会を伺いに訪れる人も多いという理由もあるでしょう。

積極的に日本に強い関心を抱いているタイですが、このチャンスを逃さないためにも、日本はPantipなどのツールを用いてタイ人への理解を進めていくことが必要です。

トレンドの把握

インターネットは非常に情報伝達が早く、そのトレンドの入れ替わりも激しい空間です。Pantipも日々多くの情報が行き交っていますが、タイ人の生のトレンドが出入りを繰り返す場でもあるため、積極的にPantipを活用し、タイ人の好みの最先端を理解する必要があります。

同時に企業が積極的にPRを行える場でもあるため、彼らの流行の最先端に自社商品を紹介していくという使い方も可能になるでしょう。

タイ人向けのインバウンド施策を考えている人にとっては、見逃せないコミュニティがPantipなのです。

Pantipの使い方

最後にPantipの使い方も見ておきましょう。

アカウント登録が必要

前述のように、Pantipはあらかじめアカウントを作成する必要があります。

登録そのものは通常のインターネットサービスと変わりはないため、ネットにある程度慣れている人であれば誰でも使うことがでいますが、使用可能言語はタイ語に限定されています。

そのため、運用にはタイ語に精通した人員を用意する必要があるため、あらかじめ確保しておくようにしましょう。

いずれにせよ現地の人とのコミュニケーションや情報収集はタイ語で行うため、タイ語話者の存在は不可欠のサービスです。

会話や質問、商品紹介から意見交換まで

Pantipはあらゆるコミュニケーションが可能で、個人間の会話や一体多数での一問一答、あるいは企業がPRを行い、商品についての紹介や相談にも応じるという、幅広い使い方がされています。

うまく使えば日本製品を直接タイ人に売り込むこともできるので、高い営業効果を見込むこともできるでしょう。

おわりに

Pantipを使いこなすにはタイ語話者の存在が不可欠ですが、彼らとコミュニケーションをしっかりと取るのであればタイ語スタッフは欠かせません。

東南アジア向けの施策を考えている場合、現地の言葉や文化に詳しい人員をしっかりと確保しておきましょう。

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