
Pinterest(ピンタレスト)とは、画像を保存して管理できるツールです。2.5億人以上が使用しているPinterestは、趣味に使えるだけではなくビジネスまで幅広く活用することができます。この記事では、Pinterestでできることや登録方法、使い方について説明します。
Contents
Pinterestとは
Pinterestは、ブックマークツールです。FacebookやInstagramなどの一般的なSNSでは「どこに出かけたのか?」「誰に会ったのか?」というような過去の出来事をつぶやくケースが多いですが、Pinterestは未来のために使用するサービスです。
たとえば、海外旅行を計画した場合、旅先がどのような場所かを調べたり、旅行に最適なファッションを調べたりするでしょう。これらに関する写真を集めてストックするために使用するブックマークツールなのです。このような理由から分かるように、Pinterestでブックマークされた写真は、何かしらのアクションをするために収集されているため、購買意欲が高いユーザーを獲得しやすい傾向があります。
たとえば、料理の写真をブックマークしたユーザーは、その料理を実際に作りたいと行動に移しているかもしれません。そのため、初期段階でコンバージョンにつながりやすい仕組みになっています。
Pinterestは著作権違反に該当しないのか?
PinterestはWebサイトにある画像を収集して自分自身のボードに表示をさせて、友だちともシェアすることができます。そのため、自分が所有している画像みたいにボードに画像を表示させて「著作権的に大丈夫なのか?」と心配になる方もいるでしょう。
しかし、ピンは「画像保存」ではなく「サイトのブックマーク」という行為に当たるため、著作権違反に該当しません。逆にサイトを拡散させる行為に該当するので、コンテンツオーナーに貢献しているとも言えるのです。そのため、安心して利用することができるでしょう。
Pinterestでできること
ブックマークツールを活用すると次のようなことができます。
・写真や動画から、ライフスタイル向上のためのヒントを発見できる
・インスピレーションを高めるための写真集めが自由にできる
・作品づくりのアイデアが見つけられる
・今、必要としている情報を探し出すことができる
・見つけた情報を提供している人と間接的な交流ができる
・ビジネスシーンに活用することができる
・気になる情報を友だちと共有することができる
Pinterestの登録方法・使い方
Pinterestは初期段階でコンバージョンが見込めることはご理解頂けたと思います。そのため、お客様を集客したいとお考えの方もいるでしょう。その前に、Pinterestをどのように使用するのか知識を身に付けることが大切です。ここでは、登録方法と使い方について解説します。
登録方法
次の手順で、登録を行います。
1.公式サイトにアクセスします。
2.会員登録をするために、メールアドレスとパスワード情報を入力します。※会員登録は「Facebookアカウント」または「Googleアカウント」でもログインできます。
3. 会員様の性別を選択します。
4.言語と国を選択して「次へ」のボタンをクリックします。
5.自分の興味や関心のあるテーマを5つ以上選択して「完了」のボタンをクリックします。
6.登録完了したら、画面の右上に自分のアカウント名が表示されるので確認します。
使い方
次に使い方について見ていきましょう。
・トップ画面の見方
トップ画面を開くと大量の画像が並んで表示されています。トップ画面に表示されている画像は、過去にピンをした画像に関連する画像や、ユーザーが興味のありそうな画像など、ユーザーに必要であろう画像を抽出して表示されています。
気になる画像を選択すると、画像に関する詳細情報が表示されます。ブックマークしたい画像の場合は、右上にある「保存」のボタンを押します。
・ピン(pin)・リピン(repin)の仕方
ピンは、サイトに表示されている画像をピンして収集することをいいます。専用のプラグインを利用すれば、他のサイトにある画像も保存できるようになります。リピンは、自分以外のユーザーが集めた画像に対してピンすることを意味しており、画像を共有することによって親睦を深めることもできます。
・保存先のボード(board)の活用
画像をピン・リピンしたら、ボードに画像がストックされていきます。大量の画像にピンすると、画像数が溢れてしまいますが、保存先のボードではフォルダごとに画像を整理することができます。そのため、他のユーザーのボードを確認すれば、そのユーザーがどのようなものに興味を持っているのかが一目で分かることができるのです。
かなり精度の高い分析になるため、自社の商品やサービスに興味を持ちそうなユーザーを探して、アプローチするというような活用方法もあります。
・メッセージ機能
Pinterestのページ上部にあるコメントアイコンをクリックすれば、メッセージを送ることができます。
Pintrestの活用事例
Pinterestの公式アカウントを開設している企業も多く、少しずつ拡がりを見せつつあります。ここでは、実際に、公式アカウントを開設している企業についてご紹介します。
事例①H.I.S.JAPAN
世界の絶景や祭りなど、旅行に行きたくなるような魅力的な写真が豊富に掲載されています。48件のボードで構成されており、非常にボリュームのあるページになっていて、旅先を決める際の有益な情報として、多くの人がフォロワーになって活用しています。
事例②UNIQLO
「Shirt」「denim」のように販売商品のカテゴリ別にボードが作成されており、カタログとコーディネートの役割を果たしています。気に入ったコーディネートを見つけたら、購入サイトにアクセスして商品を購入することも可能です。ユーザーの購買意識を高めることに成功した公式アカウントです。
事例③fafa
柔軟剤でお馴染みのファーファ(fafa)は、自社のオリジナルキャラクターがいます。このように自社のオリジナルキャラクターを活用して企業アカウントを盛り上げている企業アカウントもあります。fafaはテディベアに興味がある人を対象に柔軟剤の販売を促進しています。
まとめ
ここでは、PinterestはInstagramとは異なり、過去の出来事の写真を掲載するツールではなくて、未来に必要な情報に関連する画像をストックするツール。そのため、画像に関連する商品やサービスを購買する意欲が高い人が画像を保存しています。このPinterestの特徴を上手に活用すれば、多くの集客を見込むことができるでしょう。実際に企業アカウントを作成して、集客に成功している企業もいます。ぜひ、この記事を参考にしていただき、ビジネスシーンに活用してみてください。
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