外国人に大人気!リアルマリオカートの魅力と問題

マリオカートが公道を走っているのを見かけたことはありますか?実はあれはX-Kartという、公道仕様のミニカートを使ったアクティビティなんです。
リアルマリオカートは普通免許で運転することができ、特に訪日観光客に大人気。しかし、安全性や任天堂からの訴訟などの問題点もあります。
この記事では、リアルマリオカートの詳細と問題点についてご紹介します。記事を読んで、リアルマリオカートに興味を持ったら、体験してみるのも良いかもしれません。

X-Kartとは?

X-Kartは、ドイツ・クライドラー社(現在はオランダ企業の子会社)が設計し、台湾のメーカーが製造した公道を走ることができる1人乗りの4輪カートです。

X-cartの法律上の扱い

X-Kartは『ミニカー』というカテゴリーに含まれているのですが、『ミニカー』は道路交通法では『自動車』、道路運送車両法では『原動機付自転車』とされています。
『自動車』という扱いなので、一般道路の速度制限は最大時速60kmで、普通乗用車と変わりなく、二段階右折やヘルメットの必要もありません。
また、道路運送車両法では『原動機付自転車』となっているため、法律上はシートベルトの着用義務がありません。

X-cartは迫力満点

高速道路は走ることができませんが、車の高さが地面から近いので速度が遅くても迫力があります。
むきだしなので、風を直接身体に受けることができますが、雨の日は濡れてしまうので運転はやめたほうが良いでしょう。
カスタマイズを色々と工夫できるのも、X-Kartの魅力の1つです。
さながら遊園地のゴーカートの様であり公道を走れば注目を浴びることは間違いありません。
2019年現在、X-Kartは北海道から沖縄までの広い範囲でレンタカーとして利用することができます。

X-cartを運転するために必要な物


引用:mamaganhttps://ipomama.com/blog/642/
X-Kart は『ミニカー』なので、普通免許だけで運転可能。AT限定免許でも運転可能です。
訪日外国人が運転する場合は国外(国際)運転免許(ジュネーブ条約様式のもの)が必要です。しかし、一部の国の訪日外国人は、運転免許とその国の免許認定機関が日本語に翻訳した免許書類、パスポートがあれば乗ることができます。日本に在留している米軍関係者は、在日米軍個人車両操縦許可証が必要です。

X-cartはとても楽しそう!


引用:シンコムの裏方さんhttp://www.sincom.co.jp/urakatasan/?p=7429
リアルマリオカートに乗ると遊園地でアトラクションを楽しんでいるような気分になります。道行く人に写真を撮られたり手を振ったりすると、ちょっとしたスター気分も味わえるかもしれません。1人ではなく団体で走るケースが多いので、皆で盛り上がれルことができるのも人気の理由の1つでしょう。
訪日外国人はちょっとしたスリルを味わいつつも、日本でしか体験できないリアルマリオカートに大満足のよう。日本を旅行した中で一番楽しかった経験、という方もいらっしゃいます。

リアルマリオカートを運転するために必要な費用

リアルマリオカートをレンタルしているショップは数多くありますが、その中で特に知られているのが、MariCARとアキバカートです。
『スーパーマリオブラザーズ』のキャラクターのコスプレで運転することができるMariCARは、渋谷や品川、大阪、沖縄などに店舗があります。
MariCAR渋谷店で開催されているショート東京ツアーの場合、1時間8,000円(コスチュームは別料金)。SNSでレビューすると1,000円引きになります(2019年5月5日時点)。
■参考
MariCAR Shibuya Price
https://maricar.com/jp/shibuya.html#price
アキバカートは秋葉原以外に横浜や所沢、大阪、沖縄で営業中です。秋葉原店の場合、1時間2,700円から。会員料金ならば1時間2,200円です(2019年5月5日時点)。
アキバカートのフェイスブックファンページに『いいね!』を押せば、会員になることができます。
■参考
アキバカート System&Price
https://akibanavi.net/index-2.php

リアルマリオカートの問題点


今までご紹介してきたように魅力溢れるリアルマリオカートですが、問題点も存在しています。

任天堂からの訴訟

リアルマリオカートの中で唯一『スーパーマリオブラザーズ』のキャラクターのコスチュームを着て運転できることで知られていたMariCARは、任天堂の許可を受けずに営業していたため訴訟を受けました。2018年9月27日、株式会社マリカーは任天堂に敗訴し、キャラクターのコスプレ使用を禁止された他、社名を株式会社MARIモビリティ開発に変更する、英語版のウェブサイト以外に『MariCAR(マリカー)』という名称を使ってはいけない、などの判決を受けました。
賠償金は1000万円です。しかし、株式会社マリカーが控訴したため現在も『スーパーマリオブラザーズ』のキャラクターのコスチュームは運転する際に着用することができます。現在、MariCARのカートにはジョークのように、『任天堂は無関係(Unrelated to Nintendo)』という言葉が至る所に書かれています。

多発する交通事故

リアルマリオカートには、MariCARとの訴訟問題だけではなく、交通事故の問題もあります。
2017年3月27日から2018年2月26日までの間に東京都内でX-Kartによる事故は50件発生しました。50件の内訳ですが物損事故が48件、人身事故が2件でした。
そのうち86%、43件は外国人ドライバーによるものです。現時点では幸いなことに死亡事故は起きていませんが、ひき逃げをしてそのまま逃走した台湾人の男性が逮捕されています。交通事故の原因として考えられるのは
・運転前に講習を受けるものの、講習時間が短いためX-Kartにまだ慣れていない状態で運転していること
・訪日外国人のため日本での運転に不慣れなこと
・通常、アクセルもブレーキも右足で踏むことになっていますが、アクセルを右足、ブレーキを左足で踏むことに慣れてしまっている人がブレーキを踏みながらアクセルも踏んでしまいすぐに止まることができないケース
・スピードを出し過ぎたためカーブを曲がりきれないケース
・信号無視
などが挙げられます。

交通法改善について


X-Kartの全長は約2m、幅は約1,1m、高さは70cm。他の車と比べ非常に小型のため、大型トラックなどから見えにくく運転に危険も伴います。
また交通事故も多発していることから、2020年4月以降は道路運送車両法が改正され、すべてのX-Kartでシートベルトの装備が義務化されました。
ドライバーがシートベルトを装着していないと道路交通法違反になります。同時に、テールランプを車体の高い位置 (地上から高さ1m以上)に取り付けることも義務化されるようです。
2021年4月以降は新車に限りますが、タイヤへのフェンダーや頭を守るためのヘッドレスト、事故のショックを和らげる構造のハンドルも義務化されます。
道路運送車両法が改正されることで、今後リアルマリオカートをより安全に楽しむことができるように期待されています。

まとめ

マリオカートで公道を走っている人達はとても楽しそうで、自分も運転してみたい気持ちにさせられます。
しかし、前記のように問題点もあるのが現状ですので利用を躊躇してしまう方もいるでしょう。
道路運送車両法が改正されれば、より安全にリアルマリオカートを楽しむことができるようになりますので利用してみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
これからラグビーワールドカップやオリンピックを控え、ますますインバウンド需要は増加するでしょう。
ドライブしながら外国人と国際交流を図るのも楽しいかもしれませんね。

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