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【2020年注目】中国マーケティングの中心「WeChatミニプログラム」とは

WeChatミニプログラムをご存じでしょうか?WeChatミニプログラムは、アプリとWEBのメリットを両方つめこんだようなサービスで2018年から現在に至るまで爆発的に利用者を増やしています。これまでのインターネットの常識を覆すサービスとして注目されており、中国マーケティングを視野にビジネスをするならば、押さえておきたいサービスです。

WeChatミニプログラムとは

WeChat(ウィーチャット)とは

※画像:GooglePlay「WeChat」

WeChat(微信、ウィーチャット)は中国IT大手のTencentが運営している中国最大のSNSです。世界で12億人以上のユーザーがおり、中国では7億人に利用されています。WeChatは日本のLINEのようにチャットや電話ができるコミュニケーションという側面の他、電子決済やビジネス利用など様々なシーンで活用をされています。

WeChatミニプログラムはWeChatと連携して利用できるサービスのことです。

WeChatミニプログラムの概要

WeChatミニプログラムは、WeChat内でアプリのように使うことができるサービスです。

通常のアプリのようにインストールが必要のない軽量型のアプリです。

これまでのアプリといえば、AppleやGoogleのアプリストアから、個人認証、インストールと使用するまでに少しの手間がありました。しかしWeChatのミニプログラムはそれを無くしたことで圧倒的に利用がしやすくなっています。

WeChat電子決済サービスと相性のよい、ECや飲食店・病院の予約といったサービス、天気・乗換案内等の情報サービス、ミニゲーム、ニュース…など既に多くの分野でミニプログラムが活用されています。

WeChatミニプログラムの利用方法

WeChatミニプログラムは、WeChatの「発見」からアクセスすることができます。

ミニプログラムは、「QRコードのスキャン」「検索」からミニプログラムのページに入ることができ、Webサイトのように利用することが可能です。

また一度利用したサービスは、「ミニプログラム」からアクセスできるようになります。インストールなどの手順を踏む必要がないため、忙しい時に利用したサービスもここから再度アクセスできることができ、非常に便利です。さらに、androidの場合、アプリアイコンと同様にスマホの画面に表示することも可能です。

まずは「検索」から探してみましょう。

「starbucks」と検索すると…

このように数タップでミニプログラムにアクセスできます。

WeChatミニプログラムのメリット

1.電子決済、チャット等のサードパーティーと連携

WeChat内のサービスとして利用できるため、WeChatPayやチャットとの連携が非常に簡単に行えます。通常のアプリのような、ユーザーがサービスごとに決済情報の登録や個人情報の入力を行う手間が省けるため、効率的にユーザーを集められます。

2.インストール不要、容量も少ない

スマホの中に1、2回利用しただけで残っているアプリはありませんか?

WeChatミニプログラムは、いちいちインストールをする手間を省き、スマートフォンをスマートに保ってくれます。

インストールが不要で、必要な時にアクセスできるだけでなく、スマホの容量を圧迫しないため、1度利用しだだけの不要なアプリであふれてしまう等の状況が起きません。

3.開発が簡単

WeChatミニプログラムは、ユーザーの利便性だけでなく、開発者にとってもメリットなのです。開発費用も安く抑えることができ、通常のアプリと比べてもそれほど開発に時間がかからないことが特徴です。

通常アプリのようにAppleやAndoroidと作り分ける必要がないため、1度の開発で済みます。開発した企業にとってもWeChatでのシェアが簡単にできるため、新しいアプリを立ち上げた際の集客のハードルを大幅に緩和できます。

WeChatミニプログラムを使った事例

1.飲食・店舗「スターバックス」

スターバックスのミニプログラムを利用すれば、簡単に季節の商品を見つけることができます。さらにミニプログラム内で購入することでレジに並ぶ手間も省け、店舗カウンターで受け取るだけというスピーディーなオーダーを可能にしています。

2.EC「EMOD」

WeChatは電子決済ができるため、ECとの相性は抜群です。インストールもいらず、他サイトでショップを立ち上げる必要もなく、ミニプログラム内で簡単に購入⇒決済を完了することができます。

3.旅行予約「携程旅行」

旅行ブームの中国では、旅行系サービスも頻繁に使われています。

「携程旅行」というミニプログラムでは、そのまま宿や飛行機、新幹線などのチケットの予約・決済ができます。お得なキャンペーンやクーポン等も利用することができます。

日本での活用シーン

中国インバウンド

まず最初に思いつくのは、中国インバウンドでしょう。中国人の集客を効率的に行うには、やはり中国で利用されているサービスを使う必要があります。インターネット規制のある中国においては、WeChatミニプログラムを利用することでいくつかの障壁をクリアし、中国人へ直接情報を届けることができます。

考えてもみてください。初めて訪れる国で、使い慣れないアプリやWEBサイトを開いて調べなければいけないのは非常に億劫ですよね。それよりも、使い慣れたWeChatで、ミニプログラム内に展開しているお店を見つけ、行ってみようと思うのは自然ですよね?

越境EC

電子決済がWeChat内で行えるため、インターネットショッピングもまた、相性が良いサービスです。中国国内にいながら日本の製品や商品を購入することが簡単になります。利便性の良さ・集客のしやすさ、障壁の低さ、開発コストの安さ、どれをとっても越境ECをはじめる上で展開しない理由はないくらいです。

まとめ

WeChatミニプログラムは、既に中国人の日常に欠かせないサービスとなっています。中国国内でのビジネスに用いることはもちろんですが、インバウンドや越境でのビジネス活用もすぐに広まっていくことでしょう。

2018年の訪日中国旅行客の人数は、820万を超え、年々増加傾向にあります。WeChatのインバウンド施策を展開している企業は少なくブルーオーシャンな市場です。2020年、飽和した日本市場を狙うのではなく820万超の競争力の低い市場を狙ってみるのはいかがでしょうか?

■参考

・CROSS BORDER NEXT

WeChatミニプログラム日本企業での活用例や開発、インバウンド対策について解説

JTB総合研究所 インバウンド 訪日外国人動向

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