世界で勝ち抜くマーケティング分かる、見つかる

WeChat Payの使い方|LINE Payとも連携!

もはや小売業に従事する人であれば必ずと言っていいほど導入が検討されるようになったキャッシュレス決済。そしてお隣の中国で非常に人気のある決済サービスが、WeChat Pay( 微信決済・ ウィチャットペイ)です。

日本ではあまり馴染みのないこちらのサービスですが、インバウンド需要や中国への越境EC、店舗進出を考える場合には避けては通れない存在感があります。今回はそんなWeChat Payの特徴や、導入のメリット、そしてその利用方法についてご紹介していきます。

WeChatとは

WeChat Payの前に、まずは母体となるサービスであるWeChatについて見ておきましょう。

世界最大級のシェアを誇るメッセンジャーアプリ

WeChat(微信)は、中国の大手IT企業であるテンセント(騰訊)が提供しているインスタントメッセージサービスです。
https://www.wechat.com/ja/

2011年から始まったサービスですが、中国国内での爆発的な人気だけでなく、海外の中華系コミュニティでも広く愛用され、利用者は急激に増加。今や200を超える国と地域で利用されているだけでなく、登録ユーザー数は11億2,000万人を超える世界最大のメッセンジャーアプリとなっています。

機能としてはLINEやFacebookメッセンジャーに近いのですが、ヨーロッパやアメリカでもWeChatを好んで使う人は増加傾向にあります。

WeChatについて詳しく知りたい方はこちら

中国では欠かせない存在

WeChatが多くのユーザーを抱えている理由の1つは、中国国内では主要なSNSがすべて使えないという事情があります。
上にあげたLINEやFacebook、そしてTwitterのようなSNSは検閲の対象となるため、外国人も含めて現地では公式には使えないことになっています。

一方で中国初のWechatは、現地で利用できる数少ないメッセンジャーの一種です。多くの中国人がこのサービスを利用しているのは、こういった事情が背景にあります。

WeChat Payとは

そんな中国人には欠かせないインフラであるWeChatですが、2013年よりサービスの提供を開始しているのがWeChat Pay(微信支付)です。このサービスはQR、もしくはバーコードで決済ができるキャッシュレス決済の一種で、すでに生活の一部として広く定着を始めています。

中国で活躍するキャッシュレス決済サービス

日本でもキャッシュレス決済はこの1~2年ほどで普及が進んでいますが、お隣の中国はキャッシュレス決済先進国です。
中でも歴史が長いのが、中国最大のIT企業であるアリババが提供するAlipay(支付宝)の存在です。

2004年から決済サービスを提供してきたことで、莫大なユーザーを抱えているAlipayですが、WeChat PayとAlipayの2つを中国人は使い分けながら共存しているというのが現状の決済事情ということができるでしょう。

LINE Payとも連携可能

日本でもWeChat PayやAlipayの決済に対応している店舗は増えてきたものの、中国の決済サービスは現地に比べてまだまだ対応していない店舗も多くはありません。

これは導入のためのチャンネルがまだ大きく開かれていないということもあるのですが、WeChat PayはLINE Payとの互換性を獲得したことで、この課題を解決すべく乗り出しています。

参考:旅行新聞「WeChat Pay、LINE Pay加盟店で利用可能に 中国客を支援」

http://www.ryoko-net.co.jp/?p=65704

AlipayやWeChat Payの導入を進めていた日本の店舗は、中国からの顧客向けに行っていたこともあり、日本人がターゲットとなる店舗では導入が遅れている様子も伺えました。

しかし今回、LINE Payという日本人向けのサービスとの連携が可能になったことで、ついでに中国人の旅行者なども呼び込めるようになったということです。

今回の提携によって、WeChat PayユーザーはLINE PayのQRコードを読み込むことで、自分のWeChat Payアカウントからいつも通り支払いができるようになっています。
これは今までキャッシュレスサービスごとに別々のQRコードを用意しなければいけなかった店側としても、地味に大きな効率化につながっていると言えるでしょう。

WeChat Pay導入のメリット

とはいえ日本でもLINE Payは導入していないという店舗も少なくないため、WeChat Payを利用するなら直接導入したいと考えている人もいるかと思います。

まず、Wechat Payで注目したいのはそのユーザー数です。全体で8億人ものユーザーを抱えるこの決済サービスは、現金やクレジットカードを持ち歩く手間を大きく削減してくれるため、中国ではちょっとした財布がわりに人気を集めています。
特に日本を旅行していて、キャッシュレス決済に慣れている中国人観光客は、現金化の手間を嫌がる傾向にあります。

日本ではキャッシュレス決済に対応していない飲食店なども多いため、積極的にWeChat Payを導入していけば、それが使えるというだけで大きな集客効果を期待することができます。

また、現金ではお札や硬貨を支払いのたびに計算する必要があり、日本のお金に慣れていない旅行者では支払いに手間取ってしまうことも少なくありません。お昼時の忙しい時間帯などにこう言ったお客さんが増えてしまうと、店の回転率の低下にもつながってしまいます。

一方、WeChat Payを導入しておけば、利用者はQRコードを読み取るだけで決済が完了するので、支払いはクレジットカードよりもスムーズです。
店の営業効率化にも繋がるのがWeChat Payの嬉しいところです。

WeChat Payの利用方法

最後に、WeChat Payを利用するための導入方法についてもご紹介しておきます。

WeChat Pay導入のプロセス

実はWeChat  PayのようなQR決済サービスは、クレジットカード決済の導入よりもはるかに容易で、コストもかかりません。必要なのはアカウントと紐つけられたQRコードだけなので、大掛かりなカードリーダーなども必要になりません。

ただ、日本からWeChat Payに加盟するためには現在代理店を通す方法が主流となっています。言語の心配もなく、複雑な手続きは全てやってくれるので導入そのものは楽ですが、その際に手数料等が発生することもあるため、事前にいくつかの業者から見積もりをもらっておき、リーズナブルなものを比較検討するのが良いでしょう。

決済手数料について

WeChat Payの決済手数料は、代理店業者によってまちまちですが、大抵の場合2~3%程度に抑えられているようです。

キャッシュレス決済の導入代行はまだまだ発展途上であるため、手数料の相場も曖昧です。そのため、お得に導入を進めていくためにはやはりいくつかの業者を比較しながら導入を進めていくのが良いでしょう。

おわりに

WeChat Payをはじめとして、日本には現在様々なキャッシュレス決済サービスが存在します。これらの決済サービスはただ利用者が便利なだけではなく、その店にとっても有益なメリットをもたらしてくれることがほとんどです。
メリットをサービスごとに見極め、自分の店舗にあったものを確実に利用するようにすると良いでしょう。

Globalizeを運営するグローバルデジタルマーケティングの株式会社LIFE PEPPERでは、海外向けのマーケティングを戦略設計から実行までお手伝いしています。訪日外国人の客足に伸び悩みを感じている・海外向けの販売をもっと伸ばしたいなどのご要望がございましたら、お気軽にご連絡ください。
LIFE PEPPERの厳選事例48選をダウンロード 会社紹介ダウンロード 無料相談へ