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ヤフー台湾(yahoo taiwan)とは?広告出稿するメリットをご紹介

2018年、約476万人の台湾人観光客が日本を訪れています。2014年では約283万人だったのですが、右肩上がりに増加しているのです。

また、2018年の訪日台湾人によるインバウンド消費額は、6,069億円となっています。

全体の訪日外国人観光客の消費額は、3兆7,500億円くらいなので、大きな市場だといえます。

旅行消費額の多い国は、中国に次いで、2番が台湾、3番が韓国ですが、中国と韓国は政治状況によって消費の変動があるので、親日国家である台湾に注目する日本企業は少なくはありません。

そんな台湾人がニュースやコンテンツを閲覧する目的でヤフー台湾を使用しています。
WEBユーザーの約9割にリーチでき、なおかつこれらニュースを閲覧するユーザーはネット購入意欲が高い傾向があります。

つまり、台湾市場をキャッチしたいなら、ヤフー台湾の広告をうまく利用すると良いでしょう。

今回は、ヤフー台湾に広告出稿するメリットや、上手く使いこなす方法をお伝えします。

ヤフー台湾とは


■参考
ヤフー台湾:https://tw.yahoo.com/

「ヤフー台湾」とは、ヤフーの台湾版で、「YAHOO!奇摩(きも)」という名前でサービスを提供しています。

2006年に、台湾最大手のポータルサイトだった奇摩站 (kimo.com) をヤフーが買収したときに、「奇摩」の名前を残したことから、「YAHOO!!奇摩」という名前になりました。

中国では、ヤフーを利用できませんが、台湾や香港では日本と同じように主要な検索エンジンとして活用されています

2017年における台湾の検索エンジンシェアを見てみましょう。

  • Google:84~89%
  • ヤフー台湾:9~12%
  • Bing:1%

ちなみに、日本における検索エンジンシェアは以下の通りです。

  • Google:72%
  • ヤフー:23%
  • Bing:5%

やはり、Googleが強いなという印象を持つかもしれませんが、ヤフー台湾にもニュースや知恵袋といったコンテンツがあるので、ポータルサイトとしてよく使われています。

  • ユーザーリーチ:90%以上
  • アジアベストブランド:ベスト30
  • デイリーモバイル訪問者:672万人以上
  • 毎月のページ閲覧数:36億ページ

後ほど詳しくご紹介しますが、ヤフー台湾はネット好きの人に好まれていて、ネット購入も盛んに行われているので注目したいサービスです。

台湾のインターネット利用状況

台湾におけるインターネット利用状況について、注目すべき数値は「利用者数」と「1日あたりの平均利用時間」です。

2022年の台湾の人口は2378万人で、1年間で3万6000人増加しました。同じ年に、インターネットユーザーは2172万人に達し、人口の91%を占めています。

特筆すべきは、台湾の「モバイル接続数」です。2022年には2865万のモバイル接続があり、人口を大きく上回る数値となっています。

さらに、台湾のモバイル経由のインターネット利用時間は、1日あたり平均4時間12分です。日本の1日あたりの平均1時間39分と比較すると、モバイルを中心としたインターネット利用が多いことが分かります。

台湾ではインターネット利用者数が多く、さらにモバイル経由のインターネット利用時間も長い傾向にあるため、これらのデータを踏まえ、台湾でのSNSマーケティングを進めていくことがポイントになるでしょう。

参考:https://datareportal.com/reports/digital-2022-taiwan


ヤフー台湾とYahoo! JAPANの違い

「ヤフー台湾」と「Yahoo! JAPAN」は似ていますが、大きく違う点があります。

それは、ヤフー台湾の検索エンジンがBingで、Yahoo! JAPANの検索エンジンがGoogleと異なるところです。

2009年に、マイクロソフトとヤフーが提携し、それによりアメリカのヤフーの検索エンジンはマイクロソフトのBingになりました。

その際、台湾のヤフーもアメリカと同じくアルゴリズムサイト検索をBingに切り替えたのです。

日本ではあまりBingはなじみがないかもしれません。

しかしBingは、ほぼ全世界をカバーしており、Google同様多言語に対応しています。

アメリカでは、Google80%でBing20%と高いシェアを持っているようです。

つまり、台湾ではGoogleだけではなくてヤフーやBingも利用されているということがお分かりいただけたでしょうか。

台湾向けにリスティング広告を出すならGoogleだけでなくヤフーやBingも外せないということが言えます。

ヤフー台湾に関するデータ

ヤフー台湾になじみがない人も多いと思うので、ヤフー台湾に関するデータを3つご紹介しましょう。

越境ECサポートの代理購入サポート「tenso」と業務提携

台湾ヤフーと越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee」を運営する「tenso」は業務提携して、日本と台湾間の関係を強化しました。

この提携により、ヤフー台湾が展開する台湾のネットオークションサービス「ヤフー奇摩オークション」の中で、「ヤフオク!」で出品されている商品を中国語(繁体字)で閲覧・検索できるようになりました。

また、「Buyee」が翻訳・決済・海外発送・カスタマーサポートなどを行うため、台湾のユーザーは、「ヤフオク!」内の日本の商品を「ヤフー奇摩オークション」から「Buyee」を通して購入できるようになりました。

Facebook広告との連携が効果的

台湾でもSNSは注目を集めています。

台湾における総人口は2,366万人ですが、月間利用者数は1,900万人に達しており、中でもFacebookはアクティブユーザーが大変多く存在しています。

台湾におけるFacebookのアクティブユーザーは1,900万人で、全人口の80%にあたります。

しかも、男女比は50%ずつで、バランスが良いといえるでしょう。

Facebook広告との連携をすると、効率的な集客効果を得られるのではないでしょうか。

ヤフー台湾に出稿する際の注意点

ヤフー台湾に出稿する際の注意点をお伝えします。

  • WEBサイトの中国語対応が必要
  • 台湾ではモバイルの使用率が高いのでWEBサイトのスマホ対応が必要
  • クレジットカード決済率が高いのでECサイトでのクレジットカード決済対応が必要
  • 客単価が高めの商材は成功しづらい傾向がある

とりわけ重要な中国語対応ですが、自分で対応するのは難しいかもしれません。

しっかり対応してくれる代行会社に依頼するのが安心できます。

関連リンク:https://ishort.ink/ysou

ヤフー台湾に広告出稿するメリット

台湾人へターゲットを向けるのなら、ヤフー台湾に広告出稿するのが効果はあります。

それでは、ヤフー台湾に広告出稿するメリットを挙げてみましょう。

訪日台湾観光客にアピールできる

訪日台湾観光客は、約476万人で、4月から7月にかけて多く訪日しています。
ここ5年間、訪日台湾観光客数は伸び続けており、2014年と比較すると約1.7倍というデータです。

2018年、訪日台湾人による年間のインバウンド消費額は、6,069億円となっており、こちらも順調に伸びています。

この台湾市場にアピールするために、ブランド化した日本の商品をアピールすると、思わぬ収益を生み出すかもしれません。

80%以上の方がリピーターとなり、日本へ再来日していて、日本が台湾人へ良いサービスを提供していることがうかがえます。

台湾で広告を見て、日本の商品を購入したり来日した際に来店したりするユーザーも多いようです。

親日国家なので政治情勢を受けにくい

訪日観光客のトップ3か国は、中国・台湾・韓国です。

たしかに、中国は巨大なマーケットですが、中国は2018年時点で「親日度ランキング」ランク外となっており、親日度が特別に高いわけではないことが分かっています。

また、第二次世界大戦の影響などもあり、とりわけ中高年や中国共産党員を中心に反日感情が存在します。

あえて、日本商品を買わないという動きもみられるようですね。

その点、親日国家である台湾は、好んで日本商品を愛用している人もたくさんいます。

安定した需要があるといえるでしょう。

ネット購入好きの台湾人に好まれる

ヤフー台湾は、WEBユーザーのシェア率が87%に達しています。

また、台湾人はネット購入が好きという特徴があり、とりわけ36~55歳の収入が高い人のネット購入意欲が高いようです。

そして、ヤフー台湾の特徴であるニュースや知恵袋などを閲覧する人は、ネット購入意欲が高いことが分かっています。

ヤフー台湾に広告出稿するメリットはありそうですね。

ヤフー台湾に広告出稿する方法

ヤフー台湾に広告出稿してみようかと思う人もいるかもしれません。

代行会社に頼んだり、サポートを受けたりするとスムーズに行えるでしょう。

広告出稿代行会社に依頼する

最もスタンダードなヤフー台湾に広告出稿する方法は、代行会社に依頼するというものです。

検索結果ページの上位に広告掲載がされるため、キーワード検索をし、積極的に情報を探しているユーザーに対して、ダイレクトにアプローチをすることができます。

しかも、広告がクリックされて初めて課金が発生する「クリック型課金」なので、無駄なコストが発生しません。

日本の似たサービスと比べても1/3~1/5程度のコストで実施可能です。

例えば、かかるコストの目安は以下の通りです。

  • 初期費用:10万円
  • 月額運営費用:出稿金額×30%

全体の流れとしては、「発注」>「入稿」>「実施」>「レポート」>「終了」といった形で、代行会社の主導で進めてもらえます。

ヤフー台湾の日本向け窓口にてサポートを受ける

また、日本向けに窓口サポートをしてくれる会社があります。

中国語や英語ができなくても安心できるように日本人スタッフが日本語にて窓口担当いたします。

広告アカウント開設や初期設定をサポートして広告開始できる状態で引き渡してくれます。

万一のシステム異常や入金エラーなどのトラブルも継続的に無償にてサポートしてくれるようです。

グーグルアドセンスの仕様で使いこなす

基本的にはグーグルアドセンスとほぼ同じ仕様で、キャンペーン・広告グループ・キーワード・広告文・表示オプションなどを使いこなせるでしょう。

ただ、ヤフー(Bing)は日本語に対応していないので英語での操作となります。

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  • リスティング広告
  • インフルエンサーマーケティング
  • SNS運用
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  • 越境EC など

インターネット・SNSともに普及率の高い台湾に向けたマーケティングを成功させるためには、戦略的な施策の実行が欠かせません。台湾向けのマーケティングでお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。


まとめ

ヤフー台湾は、デイリーモバイル訪問者が672万人以上、毎月ページ閲覧数が36億ページという台湾人に愛用されているサイトです。

それだけ多くの台湾人がヤフー台湾を利用しているので、日本の商品やサービスを広告するのに、ヤフー台湾への広告出稿を検討してみてはいかがでしょうか。

また、FacebookといったSNSを併用して、徐々に浸透させていく方法も有効でしょう。

台湾は親日国家なので、良い商品やサービスであれば何度もリピートしてくれるかもしれません。

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