
皆さんはトランジットの時間をどのように過ごしていますか?
空港でゆっくりしたり、ご飯を食べたり、買い物をしたりと様々なことをしていることかと思います。
面倒くさいと思われがちなトランジットですが、直行便ではできないこともあるんです。
それがトランジットツアーです。
トランジットツアーとは、乗り継ぎ時間を利用して経由地を観光することができるツアーです。
無料でお得に観光地を回ることができ、目的地以外の国も楽しむことができます。
特におすすめのトランジットツアーをまとめましたので、ぜひこの記事を参考に航空券を取ってみてください。
Contents
トランジットツアーとは
トランジットツアーは乗り換えの人の為に設けられたツアーなので、乗り替えの合間のちょっとした時間を有効に活用することができます。
飛行機の乗り継ぎで経由地の空港に立ち寄ることをトランジットというのですが、一般的にトランジットを面倒と感じる人は多いでしょう。
乗り替えのために移動しなければなりませんし、上手くタイミングが合わなければ何時間も空港に滞在しなければなりません。
そのため、海外旅行で直行便を選ぶという人の方が多いのではないでしょうか。
確かに、トランジットは大変ですし、慣れない異国で落ち着かないことが多いので避けてしまいがちです。
しかし、トランジットを上手く活用したトランジットツアーに参加することで、退屈で窮屈な時間帯を効率良く楽しむことができます。
現地の旅行会社が有料でトランジットツアーを組んでいるものもあれば、アジアの主要ハブ空港には無料で参加できるツアーもあるのです。
トランジットツアーに参加して、有意義な時間を過ごしましょう。
ちなみに、経由地の空港の滞在時間が24時間以内の場合をトランジット、それ以上の場合をストップオーバーと言います。
トランジットツアーの2つのメリット
トランジットツアーに参加することで以下の2つのメリットがあります。
- 効率的に乗り継ぎ地の観光ができる
- 旅行初心者でも移動手段の心配をしなくてもよい
順に説明するので、トランジットツアーに参加するかどうか検討してみてください。
効率的に乗り継ぎ地の観光ができる
トランジットツアーは、乗り継ぎまでの時間を無駄にすることなく観光地巡りをすることが可能です。
また、乗り継ぎまでの時間を考慮した上でスケジュールが組まれるので、飛行機の乗り遅れを防ぐことができます。
そのため、慣れない土地で時間を気にしながら観光しなくて済むので、心置きなく観光を楽しむことができるでしょう。
移動手段の心配をしなくてもよい
移動手段の心配をする必要がない点は、海外旅行初心者にとって嬉しいポイントではないでしょうか。
トランジットツアーは、旅行会社が段取りをしてくれているので、参加者はただ指示に従うだけで簡単に旅行をすることができます。
個人で経由地の国に入国すると現地の交通機関を使って移動する必要があるので、少ない時間で効率的に観光巡りをすることは難しいでしょう。
そのため、海外旅行に慣れていない人は、トランジットツアーに参加して観光を楽しむことはおすすめです。
トランジットツアーに参加する際の5つの注意点
トランジットツアーで気を付けなければならないことがあります。
今回紹介する注意ポイントは以下の5つです。
- 乗り継ぎの所要時間にゆとりを持つ
- 荷物の預け直しの有無を確認しておく
- 乗り継ぎ用の搭乗券の発券のタイミングを確認しておく
- 乗り継ぎ口を確認しておく
- 時計の時間を現地時間を合わせておく
順に説明するので、トランジットツアーで失敗しないように参考にしてください。
乗り継ぎの所要時間にゆとりを持つ
トランジットの時間には要注意です。
慣れない異国ではいかに冷静になれるかが旅行を楽しむカギなので、時間にゆとりを持って心に余裕を持たせましょう。
トランジットツアーに参加するのであれば、少なくても2時間は確保しておくことをおすすめします。
あまりにもトランジットの時間が短かったり航空会社が指定されていたりするので、予めツアーの参加条件を確認しておきましょう。
荷物の預け直しの有無を確認しておく
荷物の預け直しがあるかどうかの確認は必須です。
一般的に出発地から目的地まで一括して飛行機を手配している場合は、預け直しをする必要がありません。
しかし、個別で飛行機を予約していたり、別の航空会社の便に乗り替えたりする場合は、荷物を預け直ししなければならないことが多いです。
そのため、出発前のチェックインカウンターで荷物の預け直しの有無は確認しておきましょう。
乗り継ぎ用の搭乗券の発券のタイミングを確認しておく
荷物の預け直しの有無と同時に、乗り継ぎ用の搭乗券の発券のタイミングも確認しておきましょう。
乗り継ぎの飛行機も一括して予約している場合は、出発空港のチェックインカウンターで乗り継ぎようの搭乗券も発券してもらえます。
しかし、トランジット先で再度チェックインする場合は、乗り継ぎ用の搭乗券の発券が必要です。
トランジット時に自分で搭乗券を発券しなければならない場合は、発券方法やタイミングも一緒に確認しておいてください。
乗り継ぎ口を確認しておく
トランジットツアーは乗り遅れないようにスケジュールが調整されていますが、万が一のことが考えられるので、スムーズに乗り継ぎができるように乗り継ぎ口の確認をしておいてください。
経由地の空港に着いたら「Flight Connection」「Transfer」(乗り継ぎ)の案内に従って、乗り継ぎ口の場所を確認しましょう。
チェックインカウンターの案内板で、乗り継ぎ便の情報を確認しておくと安心できますよ。
時計の時間を現地時間を合わせておく
経由時の空港に着いたら、現地の時間に時計を合わせておきましょう。
時差を忘れて、出発地の時間で過ごしてしまうと乗り遅れの可能性があります。
現地時間はスマホで調整すると瞬時に修正してくれるのでおすすめです。
腕時計は日本の時間にして、スマホで現地の時間にすると時差の把握もしやすいでしょう。
トランジットツアーで有名な空港3選
トランジットツアーで有名な空港を3つ紹介します。
- ドバイ国際空港・アブダビ国際空港
- イスタンブール空港
- チャンギ国際空港
どのようなトランジットツアーがあるのか把握しておくと、旅行のイメージが沸きやすいですよ。
ドバイ国際空港・アブダビ国際空港
アラブ首長国連邦の都市のドバイとアブダビにある空港で、世界各地の都市と空路を結んでいます。
それぞれの市内観光だけでなく、砂漠をラクダや4WDで巡るデザートサファリやダウ船のディナークルーズが特に人気が高いです。
午前中やナイトタイムなど、さまざまな時間帯に対応しているので、ツアーを組みやすい特徴があります。
イスタンブール空港
トルコのイスタンブールもハブ空港として有名で、ヨーロッパやオリエント方面への乗り継ぎでよく利用されることが多いです。
待ち時間が6時間以上24時間以内という条件はありますが、無料のトランジットツアーが連日開催されています。
到着ロビーのホテル・デスクで申し込みをするのですが、予約も必要ないので、条件さえ満たせば誰でも参加可能です。
ツアーの時間帯は2019年時点で8:00~11:30、8:30~15:00、8:30~18:00、12:00~18:00、16:00~21:30、18:00~23:00の6通りもあります。
イスタンブールの各観光施設を無料で効率的に回ることができ、タダで観光することができるので、時間に余裕があれば参加してみてください。
チャンギ国際空港
シンガポールにあるチャンギ国際空港は、アジアのハブ空港として有名です。
5時間半以上の待ち時間が必要ですが、シンガポール航空とシンガポール政府、空港が共同企画しているトランジットツアーに参加できます。
約2時間半でシンガポール市内の観光地を巡ることが可能です。
シンガポール到着の72時間前までに予約が必要で、人気のツアーなので、参加する場合は忘れずに早めに予約をしておきましょう。
まとめ
トランジットツアーに参加すれば、トランジット時の時間を有効活用することができます。
経由地の国の観光も楽しめるので、旅行初心者におすすめです。
トランジットツアーに参加できる空港は世界各地にあるので、今回紹介したツアー参加時のポイントに注意して、有意義な時間を過ごしましょう。
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