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アジア圏のインバウンド向け広告媒体とは?最新の手法をご紹介

訪日外国人の増加とともに、インバウンド広告の重要性が増してきました。観光地やショッピングモールで、お客さんが外国人ばかりということも珍しくありません。

日本へ来る前に彼ら彼女らはどこで日本の情報を得ているのでしょうか?

インバウンド広告で適切にアプローチするには、外国人が情報を得ているメディア・媒体を知らなければなりません。

「インバウンド向けに広告を出したいがやり方がわからない。」「効果的なアプローチ手法を知りたい。」という方にとって耳寄りな情報をご紹介しましょう。

日本へ訪れる外国人

まずはターゲットを定めるところから始めましょう。

日本への旅行客のほとんどは、アジア圏からの訪日客です。

2018年の日本政府観光局の調査によれば、1位中国 8,380,034人、2位韓国 7,538,952人、3位台湾 4,757,258人で、トップに並んでいます。アメリカや、オーストラリアも多いものの、アジア圏だけで訪日客全体の85%を占めています。

(参照:日本政府観光局(JNTO) 訪日外客数

インバウンドの広告を検討する上では、どの国をターゲットにあてるかが重要になります。

今回は訪日外国人の85%を占めるアジア圏に焦点をあてた広告媒体をご紹介いたします。

中国インバウンド向けの広告媒体

百度(Baidu) リスティング

(参照:Baidu.com

Baiduリスティングは、検索連動型広告なので、もっとも効果的に中国圏へリーチできる広告媒体です。

また、CMなどと違い広告用の素材も必要ないため、取り組みやすく短期間でも成果になりやすいことが最大の特徴です。

リスティング広告といえば、Googleとお思いかもしれませんが、中国は独自のインターネット規制によりGoogleにアクセスすることができません。そのため、中国ではBaiduが検索エンジンシェア1位になっており、世界でも第3位という規模のプラットフォームです。

Baiduのリスティング広告とGoogleの検索広告にはいくつか違いがあります。

▼検索結果が画像と一緒に表示

検索したキーワードに対し、ページ上部に広告が掲載される方式はGoogleと同じ仕様です。(上画像参照)

しかしBaiduでは、テキストと一緒に画像を表示できるという特徴があります。

自然検索でも画像と一緒に表示される仕様で、リスティング広告では表示する画像を設定することが可能です。

▼検索時の調べ方

中国では、単語ではなく、フレーズで検索する方法が一般的となっています。

例えば、Googleで調べる場合、

「東京 人気 スポット」と複数の単語をスペースで区切って検索するケースが多いと思います。

しかし、Baiduの場合、

「東京の人気スポットはどこ」と複合ではなく、文章になっていることが特徴です。

ですので、複合キーワードよりもフレーズキーワードの方が効果をあげやすい傾向にあります。

▼広告掲載するには?

BaiduはGoogleとは違い、広告代理店に掲載依頼をし、アカウントの開設や審査を行う必要があります。

WeChat広告

WeChatと言えば、テンセントが運営する中国で最大のメッセンジャーアプリです。

国内でのシェアはすさまじく、2018年の月間アクティブ数は10億人以上です。

ユーザー層は男性が65%、女性が35%で、20~30代がメインの媒体になります。

WeChatには大きく分けて2種類の広告手法があります。

「モーメンツ広告」と「バナー広告」です。

▼モーメンツ広告

モーメンツ広告とは、名前の通り「モーメンツ」と呼ばれるタイムラインに掲載できる広告のことです。WeChatはメッセンジャーアプリですが、FacebookやTwitterのようなタイムライン画面をもっています。「いいね、コメント、シェア」等の機能もあり、タイムライン上でユーザーとコミュニケーションがとれるようになっています。

▼バナー広告

バナー広告は公式アカウントのページ下部に表示される広告です。

ターゲティング機能が優秀で、地域や性別・年齢といった基本的な情報から、学歴や収入などのセグメントも設定することができます。

中国向けDSP Eternity X

(参照:EternityX官网

Eternity Xは、中国・香港・アメリカ・シンガポール 等 7 拠点でサービスを運営しているDSPです。世界でも多くのグローバルブランドが活用しています。)

(参照:Eternity X(エタニティX) – 中国最大規模DSP広告サービス | (株

Baiduやウェイボー、GoogleやWeChatなどあらゆるWEBサービスの9600億を超えるビッグデータを使用してユーザーに的確にリーチすることが可能です。

最大の特徴は中国の巨大プラットフォームのビッグデータを1社から活用することができる点です。

例えば、「訪日予定の直近で航空券を購入した中国人」といった具体的なセグメントを可能にします。つまりインバウンドにおいてリーチの難しい、訪日旅行前のユーザーにアプローチできるのです。

Eternity Xは配信先も豊富で、中国でリーチできるほぼ全てのWEBサイト、アプリを網羅しています。

掲載方式は、バナー広告で各掲載面に合わせたサイズで掲載可能です。

(参照:Eternity X(エタニティX) – 中国最大規模DSP広告サービス | (株

韓国インバウンド向けの広告媒体

NAVER リスティング

(参照:NAVER

NAVERは韓国でトップシェアを誇る検索エンジンサービスです。

NAVERにもリスティングがあります。韓国もGoogleやYahoo!のシェアは低く、日本とは違ったアプローチをしなければなりません。

また、広告の仕様もことなります。

Googleでは、検索キーワードを部分一致で設定すれば「旅行」というキーワードだけでも

「旅行 東京」と検索したユーザーにも表示してくれる可能性があります。

しかし、NAVERリスティングはすべて「完全一致」のため、すべの検索キーワードを網羅する必要があります。

▼広告が10個!

Googleでは掲載結果が3~4つなのに対し、NAVERでは10個の広告が検索結果上部に並びます。そのためSEOよりもリスティングを対策する方が効果的です。

また、掲載数が多いということはそれだけ比べられる競合が多いということですので、インパクトのある表現や自社の特徴を端的に説明する必要があります。

台湾インバウンド向けの広告媒体

LINE Ads Platform

LINEといえば、日本でシェアNo.1のコミュニケーションアプリです。

実はLINEは日本国外でも利用されており、台湾も該当します。つまり、LINEの広告で台湾に簡単にアプローチすることが可能なのです。

(参照:海外向けLINE Ads Platformサービス | (株

LINEでは、タイムラインやLINE TODAY、LINE Points等に広告を掲載することが可能です。

LINE Ads Platformでは、性別・年齢等の基本的な情報の他にも様々なセグメントができる点が特徴です。

たとえば、「興味関心」「地域」「アプリのインストール済みユーザー」「コンバージョンをしたユーザーと類似するユーザー」等です。

日本からアカウントを取得できるため、日本からの出稿も簡単、最低出稿金額を設けていないため小額からのテスト運用も可能です。

まとめ

今回ご紹介させていただい媒体は、優先度の高いものをご紹介させていただきました。ですので、アプローチできる方法はいくつもあります。その中でも、ターゲットを見極め、広告媒体を選定する必要があります。「インバウンドを始めたい!」と思った際の参考にしていただけれ幸いです。

■参考

Eternity X(エタニティX) – 中国最大規模DSP広告サービス | (株
海外向けLINE Ads Platformサービス | (株

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