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百度地図はなぜ便利?使い方とその可能性

地図アプリは今や現代人であれば必須のアプリケーションとなりましたが、「百度地図」は中国での利用に特化した、現地では必携の地図アプリです。

今回は、そんな百度地図の概要に加え、中国ではなぜ百度地図が重宝されているのかについてご紹介していきます。

百度地図とは

百度地図は、中国の検索エンジンである百度(Baidu,バイドゥ)が提供する、マップアプリケーションです。

百度とは

百度は中国でも屈指の人気を誇る検索エンジンで、国内検索エンジンにおいては独占的なシェアを誇るだけでなく、世界でもGoogleに次ぐ第二位のシェアを獲得しています。

百度公式サイト

使ってみるとわかるように、百度は、まさに中国版のGoogleのような使い心地が特徴です。中国語検索に特化した検索エンジンになっており、中国国内の人々はもちろんのこと、国外の中国人からもアクセスが可能なため、世界中にユーザーを抱える一大サービスとなっています。

百度は検索エンジン以外にも様々なサービスを展開しているのですが、その中の一つが百度地図というわけです。

中国版Googleマップ

中国版Googleと呼ばれるだけあり、百度地図もまたGoogleマップに似た使い勝手とUIを有しているのが特徴的です。

地名や店名などを入力して場所を調べるキーワード検索や、音声入力による検索、2Dのみならず航空写真を使った地図の確認など、様々な方法で場所を検索したり、目的地までのるとを検索したりすることができます。

利用できる主要な言語は、今のところ中国語に限られてはいるものの、限定的に英語や日本語にも対応しています。そのため中国語ができない人も利用ができるようサービスの拡大も進んでいるため、今後日本人にとっても使いやすいアプリとなっていくことが期待できるでしょう。

百度地図の入手方法は非常に簡単です。通常のアプリと同様、アプリストアにアクセスして、百度地図をダウンロードするだけで使うことができるようになるため、すぐにその性能を試してみることができます。

百度地図公式サイト

百度地図が人気を集める理由

次に、なぜ百度地図が大いに人気を集めるのかについて見ていきましょう。

中国内で使える利便性

一つは、百度地図が中国国内でも問題なく使えるサービスであることが挙げられます。

中国のインターネット環境は、欧米や日本とは大きく異なり、その利用方法に大きな制限がかかっています。

中国には政府によってグレートファイアウォールと呼ばれる大規模なインターネット検閲システムが存在し、海外の多くのサービスは中国では使えないことになっています。

これはサイバーセキュリティ対策の意味合いとともに、情報統制の役割も果たしているため、たとえ海外の不審なサイトだけでなく、私たちが日常的に使っている検索エンジンやSNS、その他Webサービスなども、正規の方法では全く利用することができません。

普段私たちが使っているWebサービスといえば、GoogleやYahooといった検索サービス、そしてTwitterやFacebookのようなSNS、そしてYoutubeのような動画共有サービスが挙げられますが、これらは全て中国国外の企業によって提供されているサービスということで、基本的には利用することができないよう、アクセス制限に遭ってしまうようになっているのです。

一方、百度は中国企業のサービスであるため、Googleの代わりにしっかりと利用することができます。他にもTaobaoのようなオンラインショップやTiktokのようなSNSなど、中国発で世界的に利用されているサービスは、現地でもほぼ全て使用可能です。

百度が使えるということはもちろん百度地図も中国で利用可能です。Googleマップを普段から多用している人は、中国国内では使用できなくなってしまうのですが、百度地図は積極的に運用することができるようになっています。

中国へ渡航の予定がある場合、あらかじめ日本で百度地図をダウンロードしてから現地で運用すると、効率的に使いこなすことができるでしょう。

表示の速さやスポット情報の詳細さ

百度地図はその情報量に反して、非常に軽快な動作で動いてくれるところも魅力の一つです。地図関連のアプリはどうしても情報量が多くなってしまい、場合によって処理が重くなってしまうこともしばしばあるものです。

一方百度地図の場合、マップの処理速度はかなり軽快です。どれだけ移動しても表示が重くなってしまうこともないだけでなく、それでいてスポットに関する詳細情報も非常に丁寧に作られているので、ストレスフリーで地図を運用することができます。

中国へ旅行や出張で出かけている際、軽快な動作は移動効率にも直結するため、非常に重視したいところではありますが、百度地図であれば慣れない中国の土地でもスムーズに案内を表示してもらうことができそうです。

百度地図の使い方

百度地図の使いやすさの秘訣は、その多機能性も一翼を担っています。

Googleマップに違わぬ多機能性

百度地図は単にキーワードで検索するだけでなく、Googleマップのように音声入力による検索や、検索したスポットの詳細情報、並びに口コミ情報も得ることができるようになっています。

事前に中国の観光スポットを調べていなかったとしても、現地で「レストラン」「服屋」などと検索すれば、すぐに周辺施設を検索した上で、上位レビューの店舗を調べることができるようになっています。旅行者向けのガイドも付属するので、行く場所に迷ったり困った時があれば、とりあえず開いてみるのもオススメです。

宿泊施設なども百度地図上で調べ、そのまま予約などへ移行することもできるようになりつつあるため、百度地図が中国での生活における重要なインフラになりつつあることは間違いありません。

交通機関との連携も

また、百度地図上では現在地から目的地までのナビゲーション機能を利用することができるのですが、それに加えて公共交通機関の情報も把握することができます。

電車やバスの案内はもちろんのこと、タクシーの料金も把握することが可能なため、中国旅行にはまさに必須のアプリと言えるでしょう。

百度地図があれば、とりあえず中国で生活することができると言えるほど、重要な役割を果たしていることがここからわかります。

おわりに

百度地図は中国で使える数少ない地図アプリであるだけでなく、Googleマップに勝るとも劣らない性能を有しているのが特徴です。

現地では積極的に運用することはもちろん、日本でも試しにその使用感を確かめてみると良いでしょう。

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