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外国人から見た日本の魅力はどこにある?

ここ数年で、日本を訪れる外国人観光客の数は急増しています。

なんとなく海外からの観光客が増えたなと思っている方も多いかもしれませんが、目に見えてわかるほど増えていることを裏付けるように、統計データとしてもこれまでにないインバウンド需要の増加がみられています。

今回はそんな外国人観光客が日本に増えている理由の1つとして、海外の人たちが日本の何に魅力を感じているのかについて、いくつか理由をご紹介していきます。

訪日外国人は増加傾向に

訪日外国人の数は年々増加する傾向がしばらく続いており、このトレンドは今後も長く続いていくと考えられています。

世界的な観光ブーム

日本だけでなく、今は世界中で観光客が増加しており、各国の旅行者が思い思いに海外へと飛び立っている様子が伺えます。

日本はクールジャパンを推進するなど、観光業の強化に大きく力を入れている様子が伺えますが、各国でも同様の外国人観光客向けのキャンペーンは盛んに行われています。

UNWTO(国連世界観光協会)の調査によると、この世界的な海外旅行ブームは、世界的な経済状況が改善に向かっていることや、ビザの取得が容易になったこと、各国で交通インフラが整い始め、飛行機の直行便などが増えてきていることがその要因としてあげられているようです。

参考:UNWTO “International Tourism Results 2018and Outlook 2019”

中でも日本は魅力的な国として注目を集める

そして、魅力的な数ある国々の中でも、日本は世界的に知名度の高い観光地として大きな注目を集めています。

海外メディアにおいても「世界の魅力的な都市ランキング」で東京や大阪が首位を占めるなど、並み居る世界の大都市を差し置いて、観光客やビジネス目的の外国人から高い評価を受けている様子が伺えます。

参考:観光経済新聞「世界の魅力的な都市ランキング、1位東京・2位京都・5位大阪」

そのことは実際の統計データにも現れており、2018年は史上初のインバウンド数3000万人を突破し、3119万人を記録しています。

2020年は日本政府も4000万人を目標に掲げていますが、何と言ってもこの年は東京オリンピックが控えています。年間数百万人ペースで増えている現在のトレンドを考慮すると、2019年には3500万人、2020年には4000万人超えも全く実現可能なレベルの数字であると言えます。

参考:JTB総合研究所「インバウンド 訪日外国人動向」

海外から見た日本の魅力とは

続いて、なぜ海外から多くの観光客が集まるのかについて、その魅力を改めて確認していきましょう。

伝統的で多様性のある文化

1つは日本の文化への注目です。

食文化や木造建築、着物や工芸品など、日本の伝統的な文化に対する注目は、欧米においては非常に高いものがあります。日本でしか購入できないモノはもちろんのこと、日本国内での着付け教室や料理教室、探索ツアーなど、母国では体験できない日本独自のアクテビティにも、大きな注目が集まっています。

あるいは、現代のアニメやゲームなど、サブカルチャー関連のモノやコトにも海外からの注目度は高いと言えます。

日本政府もクールジャパン推進事業の一部として、アニメツーリズムといった活動も行なっており、日本の観光資源として、大きなポテンシャルが認知され始めています。

アニメツーリズム公式サイト:https://animetourism88.com/ja

進歩的な都市

日本文化だけでなく、洗練された日本の都市そのものにも海外からの評価は集まっています。

耐震性と先進性を追求した日本の土木・建築技術は欧米はもちろんのこと、経済成長が著しいアジア諸国からも見学に訪れるほどで、日本の技術を輸出する上でのプロモーションにも役立っています。

建築だけでなく、きちんと整備され、清掃が行き届いた日本の景観や、隅々まで張り巡らされた交通インフラなど、海外にはないものを日本は数多く持ち合わせています。都市開発という分野においても、日本は良い典型例を外国人に示すことができているのです。

リゾート地としての日本

都市部では日本独自の文化や先進的なまちづくりを目にすることができる一方、地方ではリゾート地としての日本の魅力を楽しんでもらうことができるようになりつつあります。

沖縄や北海道は同じ日本という国でありながら、まるで外国に来たかのような体験ができるリゾート地として日本人だけでなく、海外の人々からも高い評価を集めています。欧米のリゾートよりも比較的安価で、サービスは先進国としては高いレベルのものを受けられるということで、アジア各国からも毎年多くの観光客が訪れています。

より魅力的な国となるための課題

外国人観光客から高い評価を集め、リピーターも増えつつあるということですが、全く日本の観光地に欠点がないわけではありません。

各観光地のさらなる整備と発信

1つは、有名な観光スポットだけではなく、日本各地の観光名所のポテンシャルをもっと引き出すような施策を打ち出していく必要性です。

現在は有名な場所だけに観光客が集中し、パンク状態になってしまっているほどです。そこで日本の秘境を海外にも発信していき、地方の交通インフラを改善していくことで、観光客を分散させ、各地の負担軽減、利益分配を進めていく必要があります。

例えば中部地方においては、各県の観光名所をつなぐ昇龍道(ドラゴンルート)と呼ばれる観光ルートも開拓が進んでいます。一地域だけで施策を進めるのではなく、近隣の都道府県と連携をとりながら、地方全体の観光推進を行なっていくという考え方も有効でしょう。

ドラゴンルート公式サイト:https://www.dragonroute.net/

あるいはSNSでしっかりと海外向けにコンテンツを発信していくなど、主体的にプロモーションを推進していくことも大切になります。

外国人にも優しい環境づくり

あるいは、各スポットで外国人にも優しい観光地域づくりを行なっていくことも大切です。

例えば中国人観光客が多いのであれば、中国人スタッフや中国語がわかる人材を配置し、案内センターなどで活躍してもらったり、日本に興味を持っている留学生にツアーコンダクターを行なってもらうなど、親しみやすい環境を構築していくことが重要です。

案内表記の多言語対応も大切ですが、思い切って字ではなくイラスト表記に変えてしまうなど、どのような母語を使う人が訪れても混乱せずに利用できる施設整備などを行う必要もあるでしょう。

おわりに

外国人観光客の増加はまさにうなぎ上りになっていますが、まだまだ国内の施策としては不十分な点も多いものです。できるところからでも良いので、積極的に外国人観光客誘致に向けた動きを早いうちから始めていきましょう。

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